北海道美術ネット別館

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2017年4月8~10日は10カ所

2017年04月12日 15時22分35秒 | つれづれ日録
 この日もギャラリー巡り。
 ただし、今週は、年度替わりの時期でもともと休んでいるところが多い上、どうしても見たいところは前日までに訪れておいたので、気楽なものでした。

 最初に行ったのが、札幌芸術の森美術館
「札幌美術展 旅は目的地につくまでがおもしろい。」のオープニングに出席しました。
 会場で、フォトグラファーのIさんやYさんにお会いしました。Yさんの髪は肩まで伸びていましたが
「腰まで伸ばす。もう学校の仕事はしないから、いいんです。不良50代になろうと思って」
などと言っていました(笑)。

 展覧会は8人(8組)が出品しています。まあ45分、長くみて1時間もあれば大丈夫だと思います(藤木さんの映像作品をどこまで見ているかで左右される)。
 撮影不可でした。

 キュレーティングについてはいろいろ書きたいことがあるんだけど、うまくまとまらない。
 がんばって近日中にまとめます。

 地下鉄南北線の真駒内駅から北上。
 さっぽろで降りて、駅前通の北2条、敷島ビル地下にある「プチレストランぱーとな」へ。

 ここにくると、いつもハンバーグセットを頼んでしまいます。
 ひき肉の質感がわかるハンバーグが主流の現代にあって、肉を均質にした昭和的なハンバーグを出す数少ないお店です。

 ここで小谷良 水彩画展―時をとめてVIII・季節の中でを見ました。作者ご本人もおられました。
 アルテピァッツァや海岸、美瑛などの風景を、透明水彩のクリアな色彩で描いています。
 美瑛の樹木を中心に想像を交えて描いた「三日月」は
「背景のグラデーションを出すまでに、長い年月がかかりました。昔やってたエアブラシだと簡単にできるんですが、筆は難しいですね」
と話していました。昔はデザインを手がけていたそうで、どうりでうまいはずです。
 28日まで。日曜休み。

 3カ所目以降は
 ギャラリー大通美術館
→富士フイルムフォトサロン
→市資料館

と、なぜかアマチュアの写真グループ展が続きます。
 どれも見ごたえがありましたが、個人的には、資料館での「NHKカルチャー写真講座 上原クラス写真展」がおもしろかったです。心象風景的な作風が目立ちました。
 指導の上原稔さん「鋼の影」は、凍って雪が積もった湖とその上を渡る鉄橋、雪の上にかかる影が主題ですが、モノクロ銀塩プリントのような細かさでした。

 また、資料館の「フォトクラブ光風第15回写真展」も、毎年安定した力量を見せてくれるグループです。
 今回は、積丹の岬にひとりぼっちで咲いているハマナスや、黄金色に染まる海岸に打ち寄せられた流木をスローシャッターでとらえた作品などが印象に残りました。

 いずれも9日で終了。


 ふたたび地下鉄東西線に乗って、西11丁目から円山公園へ。
 カフェエスキスで「3/Forest-II 岩瀬貴憲・岡島章子・吉田敏子 版画展」(~25日)。

 エスキスには桜の花が咲いて、一足早く春が本格的に来たかのようです。

 ここで、お店の中川さんに見せてもらったZINEについて、いろいろ考えたことについては、別項で。


 ギャラリー円山をのぞいて、円山公園から琴似へ。
 カフェ北都館ギャラリーでコーヒーを飲み、ここで疲れたので、おしまいにしました。


 9日は自宅で休養。

 10日は道新ぎゃらりー、東急画廊へ。


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