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村上隆さんから、紋別の「カニの爪」の作者、長崎歳さんが与論島在住ということをご教示いただいた

2012年09月04日 22時34分04秒 | 情報・おしらせ
 紋別市の海岸にある「カニの爪オブジェ」の存在は、観光名所としてわりあい広く知られている。

 しかし、このオブジェの作者については、ネット検索してもほとんどわからない(このブログしかヒットしない)。
 そして、作者の長崎歳さんが、その後どうしておられるのかも、地元ではあまり知られていない。
 以前、このブログでも書いたように、長崎歳さんという方が、道内で、個展やグループ展、団体公募展で作品を発表したという形跡もないのだ。

 ところが、突然、それが判明してしまった。
 しかも、このブログの読者であれば、知らぬ人はないであろう、現代美術作家の村上隆さんのおかげで、である。

 きっかけは、村上隆さんは9月3日午後7時46分、次のようにツイートしたことだった。

これ、北海道にある、長崎歳さんの作品じゃないの? http://on.fb.me/PWGjoA


 筆者が、その通りである旨を答えた上で、

カニの爪は有名ですが、作者ママ長崎さんについて知る人がほとんどいないので、いまどこにおられるのかなど、ご存知のことがあれば、教えていただければうれしく思います。


ツイートすると、村上さんのほうから

与論島でイタリアンレストランやってます。」

という回答があった。そればかりか、次のYou Tubeの映像を教えてくれたのであった。



与論島の情報誌『かなしゃ』3号予告を、村上隆がお届けします。



 ちなみに、「かなしゃ」の編集に長崎夫妻がかかわっており、発行予告を村上さん自身が行っているという映像である。
 長崎歳さんと奥さまも登場する。

 また、冒頭に地図が出てくるが、与論島とは、沖縄本島の北側に浮かぶ島である。




 となると、このアマンというお店に間違いないだろう。


 それにしても、びっくりした。

 ツイッターって、すごいな。
 あらためて。

 紋別にある野外彫刻の作者の近況を、世界的に活躍している現代美術作家が知らせてくれるって、ちょっとありえない展開だと、思いませんか?

 最後になりましたが、貴重な情報をお寄せいただいた村上隆さんに、あらためてお礼を申し上げます。
 どうもありがとうございました。


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