まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

睡蓮の その張り切りように 教えられ

2014年06月11日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がり、昼前を中心に雨が降っていた。気温は20度から26度、湿度は92%から74%。風は1mから2mの北西から北東の風が少し。明日の12日は、気圧の谷や湿った空気の影響で雲が広がりやすく、午後を中心に大気の状態が不安定となるため、雨や雷雨となる所があるらしい。

 

 年寄りは朝が早いと言うけれど、外が明るくなったら寝ていられないのも事実。ま、最近は曇り空だから6時前までは寝てられる。でも、6時に起きたからと言って、とくにやることもない。迷犬ごんさまは弟の家に預けられていていない。朝の散歩も仕方がないから一人で行ってきた。

 

 そうそう、千葉に出掛ける前にびわの実が色づいていたので、心配しながらの旅行だったが、案の定、戻ってみたら一粒も残っていなかった。幸いに、ジャガイモは無事だったので、けいこばぁは雨が降る中、ジャガイモを収穫していたので、朝食は9時からになった。

 

 で、迷犬ごんを連れて帰るのに、けいこばぁの車に乗せて弟が帰ったもので、奥方は私の車に乗ってお仕事に出た。おかげで私は一人、軟禁状態。ま、行くアテもないからかまわないだが、なんとなく・・手持ちぶさた。

 

 すると、誰もいない筈の玄関あたりでガサゴソと・・。「何だろう・・・」と出て見ると、宅配便屋さんが、千葉からの荷物を持ってきてくれた。お袈裟や着替えの入ったお荷物だった。これで、私のお仕事はおしまい。それと、親戚からの「クール・宅配便」も一個、届いた。

 

 今日の読書はこれ。これは郵便受けに投げ込んであった。amazonで注文したんだと思うが記憶にない。でも、私宛に送られてきているのだから間違いはない。うっかりと買ってしまったのかも知れない。

 

 でも、薩摩の隠れ念仏は本願寺も認めていたらしいが、仙台あたりの「隠し念仏」はおどろおどろしい、「秘事法門」、「異安心」などと言うことばが並ぶから普通のお念仏でないことは確か。そういう、陰の宗教にも興味がある。なんで、そこまでしなければ、お念仏ができなかったのか・・・などと。

 

 ま、夏休みの自由研究としては、こちらのほうが優先しそう。「四国遍路の闇と陰」・・・。大きく捉えれば、「人間性の確認作業」。平たく言えば、あまり知らない分野の聞き書きの記録集。

 

 今月の29日の日曜日にも、拘置しない・・・・・高知市内へバスツアー研修に行って来る。「現地に行こう」、「現物にさわろう」だ。土佐藩の四国辺路に対する処遇や対処は異常ともいえるほどの厳しさだった。そういう痕跡探しができればいいなぁと考えている。

 

 目が見えるうちに、指が動くうちに、おつむが働いている間に、記録を少しでも残しておきたいと考えている昨今。そうそう、「英国士官レキの墓研究」の資料作成も梅雨の間には片づけておかなければ・・・・。

 

 夕方に、迷犬ごんが戻って来た。弟と私とけいこばぁの三人の夕食会も千葉の話題で盛り上がった。これで、いつも通りの生活に戻る。いなければいないで手持ちぶさた。居ればいるで邪魔くさい犬だが仕方がない。

 

 今日の掲示板はこれ。「この泥が あればこそ咲く 蓮の花」というもの。ありふれた、おもしろくないことばではあるが、これこそ真実のことば。泥の中にあっても、泥から生まれたとは思えぬほど美しい花。私たちの人生も同じ。たとえ、どれほど煩悩にまみれた暮らしであったとしても、煩悩の泥に染まることなく、美しい心の花を咲かせることができるもの。また、泥があってこそ、蓮はあれほど綺麗な花を咲かせることが出来るともいえる。清水には蓮の花は咲かない。私たちの人生を振り返れば、苦労し悩む日々があればこそ、他人の苦悩も理解でき、やがて豊かで静かな心を持つことが出来るというもの。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


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