まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

老眼鏡 懸けて外して 梅雨の午後

2014年06月22日 | 時にはぼぉっ~とする時

 さぬき市地方は四国の南海上に停滞する梅雨前線の影響で雨が降っていたが、午後からは雨は止まった。気温は18度から25度、湿度は96%から66%。風は2mから1mの北北西の風が少し。明日の23日は、上空の寒気や湿った空気の影響で雲が広がりやすい見込みらしい。

 

 さて、弟のたっくんがやってきて、昨夜も宴会になった。「毎日が 忘年会です ぼくの家」的な最近の我が家の様子。雨を気にしながら朝食を食べたが、雨は止む気配がない。

 

 で、雨具を着込んで梅の実の収穫作業を始めた。梅シロップにするとかで青梅がいいというので、高枝切りばさみや剪定ハサミなんぞを使っての収穫。

 

 枝を剪定する「夏剪定」をしながらの梅の実の取り入れ。三人はたちまちにしてずぶ濡れ状態。雨と汗とが混じってくる。

 

 今朝の収穫はこんなもの。赤い小さな箱を弟が持って帰ることになった。

 

 我が家もこれだけあれば充分・充分。我が家は梅干し用だから、もう少し熟れてから漬けることにする。

 

 これは殻を置き忘れた「でんでん虫」で、殻が小さくなって体内に入ってしまったのだそうだ。ま、普通の「なめくじ」。田舎でも、こんなものを滅多に見ることがなくなった。

 

 こちらは「でんでん虫」。人の気配で小さくなっているが、これも普通のカタツムリ。

 

 一休みした弟が、「大窪寺に行ってみようか・・」というので出掛けてきたが・・・。あいにくと、「秘仏本尊御開帳」は、8日から12日だというので、あきらめて戻って来た。私は前に拝観したことがあるが、せっかくだからとやってきたもの。普通の薬師如来は「薬壺」を持っているが、ここのお薬師さんは珍しいものを持っている。

 

  雨がひときわ強くなってきたので、あじさい園もあきらめて戻ってきた。こんな日にも雨具を着ての「歩き遍路」が何人もいた。

 

 梅雨時に雨が降らないと、「水不足になる」と心配するし、降ったら降ったで「雨ばっかりやな」と心配する。自分のこころ一つの問題だけれど。でも、挨拶するには便利な雨で、「よう降りますなぁ」とか「雨ばっかりでかないませんわ~」と、雨のせいにしておけば話もはずむと云うものだ。

 

 水田があった頃には、雨だ、嵐だ、水不足だと一喜一憂したけれど、今の所に引っ越してきてからは、そういう心配もなくなって、雨だろうと、晴れだろうとそんなに気にしなくなってしまった。

 

 で、午後からは役所に提出する書類作りをやっていたし、来月に京都に行くので高速バスの予約の確認やら決済処理をしたりで日が暮れた。

 

 今日の掲示板はこれ。「根無し草に花は咲かない。信念がなければ人生に花は咲かない」という、経営の神さまこと松下幸之助さんの言葉から。どんなに立派な茎を持った草であっても、根がなければ水や養分を吸い込むことができない。だから花を咲かせることはない。人間に置き換えると、どんなに立派な地位につき、どんなに裕福な状態であっても、心がなければ、心が腐っていたら、成功とは言えない。今は見かけ上成功しているように見えたとしても、いずれ朽ち果ててしまうだろう。人生に花を咲かせるには、たとえ見かけは小さな体であっても、自分自身の価値を見出し、価値を信じる力が必要である。それが信念というものに結晶化され、志という確固としたものに昇華する。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。


ツイッター

<script type="text/javascript" src="//platform.twitter.com/widgets.js"></script>