まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

曇天は ねむの揺らぎも 居眠りも

2015年06月30日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は気圧の谷の影響で雲が広がっていた。夕方からは雨が降る見込みらしい。気温は21度から27度、湿度は90%から66%、風は3mから6mの南東の風が一時強かった。明日の7月1日は、低気圧や梅雨前線の影響で午前中は雨が降るらしい。その後は次第に高気圧に覆われてくるため、夜には晴れる見込みなのだとか。

 

 山の旧宅跡の草刈りが終われば本宅脇の草が伸びてきている。草刈りに追われる昨今ではないか。朝の曇っている間の涼しいうちに草を刈り払ってしまいたいと、今日も5時起きの5時半から作業開始。

 

 燃料タンクに混合油を満タンにすればおよそ1時間の作業になる。燃料が切れたら、今日はおしまいだぞ・・ということにしてエンジンを回した。

 

 ここは、厳密に言えば、元の旧道跡。私らが小学生の頃には、ここを歩いて通学をしていた。ところが、いつの時代にか、赤線のように町道が変更になって、この旧道は廃止された。結果は民有地になったらしい。法的に云えば、河川の岸になるのだと思う。でも、誰も、ここの草刈りはしないものだから、わが家が刈り払うしかない。

 

 けっこう、道幅のある道路である。

 

 ま、四の五の言わずに刈り払ってしまう。文句を言うても、誰もここの草を刈り払う人は居ない。

 

 刈った後はそのまんま。やがて枯れてしなびて干からびて腐る。

 

 この距離がけっこう長い。でも、眺めて居るばかりでは草は刈れない。とにかく、刈って刈って、刈り払うばかりだ。

 

 ほぼ1時間少しで燃料が切れた。そこで「ミッション・クリア」。今日は湿度が高かったせいか、少しばかり汗がにじんだが、シャワーを浴びるほどでもなくて着替えだけで済んだ。

 

 朝昼兼用の朝昼食。体重も68Kgから62.5Kgまでに落ちてきた。ビールだけでそんなにも体重が変化するんだろうか。

 

 今日は火曜日と云うことで、さぬき市前山地区にある「おへんろ交流サロン」での「俵札調査」の日である。俵札・・・というよりも「納め札」の調査というほうがわかりやすいかも。

 

 私は「PC担当」ということで、この渡辺会長とペアで、ホームページの更新とか、撮影された納め札の記録とかをやっている。多田先生という方がデジタルカメラで撮影した納め札の画像を、会長さんが読み上げて行くので、私がそれをエクセルシートに入力していくという作業。

 

 これが、そのデジタル画像。右が納め札である。左が記録表である。この記録表は、四国歴史学会会員の藤井先生が、納め札を解読して記録表を作成している。この納め札は、「印刷で、徳島県美馬郡」の方のものであることがわかる。渡辺会長が、年月日や氏名などを読める限り読んでくれるので、それをパソコンに入力していく。

 

 この志度町田淵家にあった俵からは江戸時代後期から昭和前期くらいのものが入っている。だから半紙を切ったものに手書きで書いてあるので氏名はほとんど書いてない。書いてあっても女性名が多い。

 

 女性陣は黙々とゴミの中から「納め札」、「護符」「お守り」などに分別し、それを整理し、ビニールファイルに挟んでいく。それを見て、藤井先生が記録表を作成するわけである。

 

 今日の掲示板はこれ。今日の話題とはなんら関係ないのだが、「今から一年もたてば、私の現在の悩みなど、およそ下らないものに見えるだろう。」というもの。サミュエル・ジョンソン (イギリスの詩人・批評家)の言葉らしい。何かを考えてイヤな気もちになった時、「このことは1年たったら忘れてしまうことではないか?」と考えると「忘れて(生活して)いるだろう」と思えることが多い筈である。どうせ1年後には忘れているようなことなら、今考えなくてもいいことかも しれない。少なくとも、ちょっと力を抜いて考えたほうがいいのではないだろうか。どうせすぐに忘れてしまうことなのだから・・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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