まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

たんぽぽに 明日の一歩を 確かめる

2016年02月16日 | たまには真剣な研究なども

 さぬき市地方は冬型の気圧配置となっており、日中は概ね晴れるけれど、夜は寒気の影響で雲が広がり、雪や雨の降る所があるらしい。気温は1度から7度、湿度は72%から60%、風は1mから5mの西の風が強くて寒かった。明日の17日は、冬型の気圧配置は次第に緩むけれど、寒気の影響で雲が広がりやすく、朝まで雪や雨の降る所がある見込みらしい。

 

 恒例の火曜日はここに出勤。さぬき市前山にある「前山地区活性化センター」という建物。ここに「おへんろ交流サロン」があり、「おへんろ資料展示室」がある。

 

 まずは、女性会員さんたちに、展示ケースの硝子拭きをお願いする。永年のほこりや脂などがしみついているので、それをまずもってお掃除しておいていただく。

 

 一方、こちらではどのように並べるかを実際にやってみて考える。その時に大切なのは、納め札が迷子になってしまう恐れがあること。台帳付きのファイルから出してしまうと、どこの誰のものかがわからなくなってしまう。そこで、裏側に番号を記入して貼り付けることになった。

 

 この白い板は展示ケースの底板。そこに並べてみて、何枚が並ぶのか、どういう順番で並べるのか・・・などを考えてみる。

 

 展示ケースの掃除が終わったようなので、私の調べた物を並べてみた・・・。

 

 これは仮置き状態。最後の最後でないと、ファイルからは出せない。出したら迷子になってしまいそう。

 

 で、実際に置いてみた。すると、訳文の白い用紙の文字が小さい・・という意見が出た。真ん中の主題分は「MS-P明朝太字の16ポイント、左右の文字は同字体の12ポイントと決めたが、2ポイントずつあげることになった。またしても、100枚を作り直しになった。

 

 A4用紙に5枚の納札分を打ってある。だから20枚の用紙が必要になる。14枚目で眼が痛くなってきた。ドライアイが進んできたようだ。今日はここまでにしておこう。

 

 こういう形で、

 

 こういう形になる。これだと年配者でも読めると思う・・・。

 

  このおへんろ交流サロンの前には、「道の駅ながお」があるのだが、塩江方面、徳島方面から下りてくる車の屋根には白い雪が乗っていた。このあたりには積雪はないのだけれど、10センチもの雪を乗せて、どこから来たんだろうかなぁと思ったことだった。

 

 作業中にも粉雪が舞い落ちてきていたが、あっという間に溶けて流れて消えて行った。

 

 今日の掲示板はこれ。「こんなはずではなかった と言って終わるか これでよかったと言える人生にするか それが仏法」というもの。いつもの赤松先生のお寺にあった言葉から。人は死に直面して、はじめて過去の自分の無意味な生き方に気がつくのである。それまでの自分は、家族を守るため、お金を貯めるために生きてきて、「幸せ」 という夢想を埋めるためのものでしかなかった。自分で生きていなかったということに気がつくのである。「こんなはずではなかった・・・」その思いは、「自 分だけは大丈夫」だと思い込んでいるために起こるのではないのか。そんな私たちに対して、すべての物事は必ず移り変わるということを、仏教では「無常」と 教えてくれているのである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたらいいね。


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