まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

まだつぼみ 桃の開花が 間に合わず

2012年02月29日 | ひなまつり

 朝、目覚めると・・・うっすらと白くなっていた。やはり・・・雪になったようだ。

 

 でも、8時半近くになると・・・その淡雪も消えてしまった。今日は四年に一度の・・・2月29日。おまけの1日だが、サラリーマンにとっては余分な1日かも知れない。

 

 と、言うことで、恒例になった「引田(ひけた)ひなまつり」をのぞいてきた。今年は10周年記念の年だというので、「どんなんかなぁ~」ということで、様子を見てきたということだ。このひなまつりも最初から見てきたが、昨年はすごい人出で・・・すごいことになったなぁ・・と思ったものだった・・。

 

 今年はこういう丸いおせんべいみたいな飾りが目に付いた。あちらにも、こちらにも・・こういう飾りが下がっている・・・。

 

 今日は平日ともあってか、人出も少なく、出店の数も少ないかなぁ・・と思うような静かなおまつり・・・。今週末の土曜・日曜あたりには、どっと見物客が押し寄せるのかもしれないけれど。

 

 ま、毎年・毎年になると、そう、代わり映えもしなくなって・・・、同じおうちには同じようなおひなさんが並ぶわけで・・・。ま、配置を換えたり、置物を変えたりとアレンジはやっているみたいだけれど。

 

 これはこまめちゃんところにあったものかな・・。少しばかり変わった集めてきたのだが・・。

 

 これは・・・白寿雛・・・。白寿(99歳)を迎えた親に、こどもから贈るものだとか・・・。

 で、今日のお昼はここになった・・・。

 

 メイン会場となっている「讃州井筒屋敷」のおとなりにある・・・ベンガラ壁で有名な「かめびし屋」という醤油工場がやっているうどん屋さん。このあたりからでも強烈な「もろみ」の香りが流れてくる。

 

 で、この野菜の下にある黒い物が・・・・「もろみ」で、これを出汁に溶かせて食べる「もろみうどん」で400円。ちょっと、もろみの味が濃いかなぁと思ったが、全部飲み干してしまうほどにまろやかな味だった・・・。ここは平日はお休みだが、こうしたイベントがある時には営業をしている。

 

 体中にもろみ臭さがしみつくようなお店だが、雰囲気があって楽しいので、一度はどうぞ。

  

 これが・・・この地方特有の「ひけた・ひなかざり」。この雛飾りで十畳間がいっぱいになってしまう。こういうひなかざりが・・・76軒の民家や商店の店先に飾られている。

  その合間に・・・おうどんやお寿司、海産物などの出店が元気な声で呼び込みをしている。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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2 コメント

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豪華ですね (旅と着物と本と)
2012-03-01 00:34:34
引けたというと日本最初のハマチの養殖しか知らないんですけど、立派なお雛様の数々、昔から栄えた土地だったのでしょうか。

きょうは暖かくなるそうですね。ひな祭りを過ぎたら、少しは春らしくなるでしょうか。
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re:豪華絢爛 (まほろば)
2012-03-01 14:57:31
おせわさまです。

 この引田町は、阿波と讃岐の境にあることから、交易の町として早くから栄えたようです。だから、町内には井筒屋敷、日下家、松村家などのお屋敷が残っていますし、昔から、競って雛祭りを豪華にやってました。だから、娘が生まれると一財産が吹っ飛ぶとかと言われてました。
 そろそろ・・・お彼岸の入りがやってくると春になることでしょうよ。
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