朝、目覚めると・・・うっすらと白くなっていた。やはり・・・雪になったようだ。
でも、8時半近くになると・・・その淡雪も消えてしまった。今日は四年に一度の・・・2月29日。おまけの1日だが、サラリーマンにとっては余分な1日かも知れない。
と、言うことで、恒例になった「引田(ひけた)ひなまつり」をのぞいてきた。今年は10周年記念の年だというので、「どんなんかなぁ~」ということで、様子を見てきたということだ。このひなまつりも最初から見てきたが、昨年はすごい人出で・・・すごいことになったなぁ・・と思ったものだった・・。
今年はこういう丸いおせんべいみたいな飾りが目に付いた。あちらにも、こちらにも・・こういう飾りが下がっている・・・。
今日は平日ともあってか、人出も少なく、出店の数も少ないかなぁ・・と思うような静かなおまつり・・・。今週末の土曜・日曜あたりには、どっと見物客が押し寄せるのかもしれないけれど。
ま、毎年・毎年になると、そう、代わり映えもしなくなって・・・、同じおうちには同じようなおひなさんが並ぶわけで・・・。ま、配置を換えたり、置物を変えたりとアレンジはやっているみたいだけれど。
これはこまめちゃんところにあったものかな・・。少しばかり変わった集めてきたのだが・・。
これは・・・白寿雛・・・。白寿(99歳)を迎えた親に、こどもから贈るものだとか・・・。
で、今日のお昼はここになった・・・。
メイン会場となっている「讃州井筒屋敷」のおとなりにある・・・ベンガラ壁で有名な「かめびし屋」という醤油工場がやっているうどん屋さん。このあたりからでも強烈な「もろみ」の香りが流れてくる。
で、この野菜の下にある黒い物が・・・・「もろみ」で、これを出汁に溶かせて食べる「もろみうどん」で400円。ちょっと、もろみの味が濃いかなぁと思ったが、全部飲み干してしまうほどにまろやかな味だった・・・。ここは平日はお休みだが、こうしたイベントがある時には営業をしている。
体中にもろみ臭さがしみつくようなお店だが、雰囲気があって楽しいので、一度はどうぞ。
これが・・・この地方特有の「ひけた・ひなかざり」。この雛飾りで十畳間がいっぱいになってしまう。こういうひなかざりが・・・76軒の民家や商店の店先に飾られている。
その合間に・・・おうどんやお寿司、海産物などの出店が元気な声で呼び込みをしている。
じゃぁ、また、明日、会えるといいね。
きょうは暖かくなるそうですね。ひな祭りを過ぎたら、少しは春らしくなるでしょうか。
この引田町は、阿波と讃岐の境にあることから、交易の町として早くから栄えたようです。だから、町内には井筒屋敷、日下家、松村家などのお屋敷が残っていますし、昔から、競って雛祭りを豪華にやってました。だから、娘が生まれると一財産が吹っ飛ぶとかと言われてました。
そろそろ・・・お彼岸の入りがやってくると春になることでしょうよ。