まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

やぶ椿箒の前から後ろから

2021年03月21日 | お役目ごくろうさまであらっしゃいます。

 さぬき市地方は前線や湿った空気の影響で曇り、昼過ぎまで雨が降っていた。気温は13.5度から15.9度、湿度は94%から625、風は1mから6mの西の風が一時は強かった。明日の22日のさぬき市地方は、寒気の影響で概ね曇る見込み。

 

 117/55/77 36.2c-98% 64.8Kg 19.5c-50%-1006hPa 体調に変化はない。

 

 今日は集落内の「地神(じじん)さん」の例祭である。まずは境内地のお掃除から。集合時間は午前7時だが、ここは6時半にはほぼ全員が集合して作業にかかる。このあたりでは、集落ごと、自治会ごとに、こうした「地神塔」がある。その土地の神様であるらしい。畑や田んぼの神さまである。

 

 藪椿が境内地に野生しているので、この時期には花びらが落ちてピンク色に染まっている。それを丁寧に掃き清めておく。

 

 ご神体の御幣としめ飾りを新しくする。これは当番さんのお仕事になる。

 

 のぼりを立て、お神酒さんなどをお供えする。

 

 で、年長者が先導して「二礼二拍手一礼」し、みんなもそれに合わせる。その後、お神酒やお洗米、塩などをいただいておしまいになる。それだけ。のぼりは当番さんが片付けるが、今日はずぶぬれだから乾かすのが大変そう。

 

 その後は、今日のお賽銭を集めて自治会計に入金する準備や、来週末の自治会総会の議案などを準備しておく。さぬき市へ提出する書類なども確認したり、事務引継ぎの「引き継ぎ書」の修正などもやっておく。

 

 それに令和3年度の自治会当番表も準備しておく。できることからコツコツと。

 

 会員数も減ったし、長老たちもいなくなって、集落の行事も簡素化されて少なくなったし、時間も短くなった。その分、信仰心も薄れるし、集落内の連帯感、一体感も薄れていくような気がする。

 

 気分転換に、「オール巨人」さんが歌う「男の子守歌」などを、YouTubeで歌ってみる。

 

 お昼前からは本降りの雨になった。これでは「ソロ花見」もできないではないか。

 

 ふと気が付けば、山ではヤマツツジが満開になっている。遠い山にはヤマザクラがあちらこちらで満開になっている。もう、あたりはすっかりと春になっている。

 

 今日の掲示板はこれ。「グラム単位で考えるとポルシェよりふりかけの方が高い」というもの。お寺の住職さんが説いた、「グラム単価で考えるとポルシェよりふりかけの方が高い」という法語がネットで話題となっている。「だったら、ふりかけをあげるからポルシェをくれ」という人まで現れたとか。この言葉は、短歌人の天野慶さんの言葉で、その法語を説いているのは、北九州市にある永明寺住職の松崎智海さん。「モノの見方で世界は変わるのです」と、自身のツイッターより公開している。ポルシェの定番「ボクスター」は重量1320キログラムで596万円。丸美屋の「のりたま」は、2.5グラム×40個で538円。これを計算して比べると、のりたまの方がグラムあたり約1円高いのだそうだ。肝心の意味だが、「しあわせはいつも自分のこころが決める」というもの。お金は価値基準の一つだが、それが全てではない。高価なポルシェもグラム単位というモノの見方ではふりかけの方が高価になる。モノの価値はどんな見方をするかによってコロコロと変わるの。世界をつまらないものにするモノの見方も、世界を美しくするモノの見方もある。世界を美しくするのも、汚くするのも私の心しだい。仏様の目にはこの世界のすべては輝いて見えるのだそうだ。そんな「仏様に成る道が仏道です」との解説も添えられている。

 

じゃぁ、また、明日、逢えたら、いいね。


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