まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

冬桜 今日も達者で つつがなく

2011年01月24日 | 歴史

 今日は薄曇りで太陽の見えない一日で、しかも底冷えのするような天候のままで終わった・・・。

 そういうことだから・・犬の散歩くらいで外にも出ず・・・朝から・・パソコンと格闘していた。というのも、山の旧宅が被災して以降の日記帳が物置にあったもので、それを整理してみようということで、縦軸に一年の月日を振り、横軸に2006、2007、2008・・・と2011年まで振って・・、そこに・・その年の出来事を記入するという・・・経年日記・・みたいなものを作ろうかと・・。

 

 ただ・・2006~2007年あたりはお仕事の内容ばかりで全く意味がない。2008年になると、うどん屋の情報ばかりで・・・これまた意味がない。どこの店で何を食べて料金は幾ら・・・みたいな日記は・・・記録的には面白いかも知れないが、私の人生の記録としては全く意味がない。

 ま、とりあえず・・2011年の1月下旬までの基礎データはできた。これに・・プログを参照しながら、総合日記を完成させようとする冬期大プロジェクトだ・・。

 それはさておき、昨日の旧恵利家住宅だけれど、玄関脇に少しだけ張り出した部分があるが、そこが便所だ。今は形だけ保存してあるが、元は便所のあった場所・・。

 

 この・・畳一畳分くらい張り出した部分が・・・トイレで、右手が大で、左手から入れば小になるのだが、この家には・・風呂がない・・。我が家の場合にはここに風呂があって、その下が便所になっていた。だから、この家では・・・別棟に風呂があった筈だが、昔の農家に風呂があったのかどうかということが気になった。

 で、この建物近くにあるさぬき市歴史民俗資料館を訪問したってことだ・・。

 

 昔には・・こうした桶に、夏場は水で行水し、冬場にはお湯を沸かして身体を洗ったらしい・・。ものの本によると・・蒸気浴だとか温泉浴だとかと書いてあるが、この地方の農家ではそんなものに入れたはずがないし、街のように銭湯があった訳ではない・・。

 夏場には・・川で水浴びをして汗を流しただろうし、冬場は何日も身体を洗う必要もなかったのかも知れない・・・。

 

 これは・・・木の桶に熱源となる釜を取り付けたもの・・。これも昭和に入ってからだろうね・・。

 

 これは「鉄砲風呂」と言われたもの・・。関東では鉄砲風呂、関西では五右衛門風呂・・と歴史の本には書いてあったが、四国にもこうした鉄砲風呂があったらしい・・・。

 

 ここでは・・「へそ風呂」と説明されているのだが、その「へそ」の意味がわからない・・・。で、この風呂を担いで移動して「風呂屋」をする人がいたとかと、説明版には書いてあるが、「もらい風呂」とかで、自宅に風呂がない家が多い時代には、けっこう繁盛したのかなぁとは思った・・。

 

 これは・・昭和の中期のものらしく・・・ガスバーナーで湯をわかす方式になっている・・。こういう・・・木桶の中に熱源を持つものを・・「鉄砲風呂」というたらしい・・。

 一方・・・。

 

 こういう・・・鉄製の釜を直接熱して・・(ということは、下から火を焚いて・・・)お湯を沸かすという・・お釜みたいな風呂を・・「五右衛門風呂」という。あの・・・盗賊の石川五右衛門が「釜ゆでの刑」に処せられたという話から・・・そういうのだと思うのだけれど・・。

 

 記憶がはっきりとはしないのだけれど、私が小さい頃には・・・、母屋の玄関脇にお風呂があって、下がトイレだった。その後、別棟に・・・お風呂とトイレが建てられた・・・。そのどちらも・・・、こうした五右衛門風呂だった。お隣さんは、屋根のない・・こうした釜だけのお風呂で、傘をさしてお風呂に入っているのが・・・うらやましかった思い出がある・・。

 昭和の50年代になって、ようやくに・・我が家を新築して内風呂になって、別棟のお風呂に雨の中を傘をささずにお風呂に入れるようになったが、自然の川の水を水源にしていたもので、お風呂の中にメダカが白くなって浮いていることはままあった・・・。

 

 こうした・・ドラム缶風呂を・・・孫のはやてちゃんは作りたいらしいのだけれど、ドラム缶の中の脂分が除去できずにそのまんまになっている・・。今年の夏には実現したいなぁとは思っているのだけれど・・・。

 さてだ・・。今日のお昼は久々に・・・さぬき市長尾の「みさと」に行ってみた・・。

 

 で、マイブームになっている・・「しっぽくうどん小」を注文した。380円だった。ここは昨年の日記・・・、例の「デスク・ブロック2010」の中のデータを把握してきたからね・・・。

 

 野菜も麺も柔らかい・・・。これはあかんやろ・・・みたいな。硬ければ「硬いがな・・」というくせに、柔らかくっても「柔らかい(ほんまは・・やりこい・・ていうんやけど)」っていうのは我がままかな・・・。正直な感想やと思うのだけれど・・・。

 

讃岐うどん みさと
さぬき市長尾西1160-2
香川県東部地方卸売市場(東部流通センター)内 地図
0879-52-5133
6:00~15:00
不定休(市場が日曜日が休みのため、日曜日になるだろうと・・・)

 ふと思ったノは、お店の半分に・・鉄板セットが導入されていて、お好み焼きとか、焼き肉料理も可能になっている風・・・。その現場を見たわけではないのだけれど・・・。まぁ、いろんなニーズに応えるのも、卸売り市場ならではのお店だろうしね・・。

 

じゃぁ、また、明日、会えるといいね。



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