まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

悩んでも 悩みきれない 鹿の子百合

2019年07月30日 | 今日もなんだかなぁぁ・・・だった日。

 丸亀地方は高気圧に覆われて概ね晴れていた。気温は26.5度から32.6度、湿度は88%から68%。風は1mから2mの西北西の風が少しばかり。明日の7月31日は、高気圧に覆われて概ね晴れるが、午後は強い日射と湿った空気の影響で雨や雷雨となり、激しく降る所がある見込みらしい。

 

 120/81/68 36.4c-96% 64.2Kg 1010hPa,28c,88% 数値的に問題は無いが、体重だけが変動している。だから、どうという問題でも無い。

 

 さて、下の弟「たっくん」が、先週に島の家の草をなぎ払ったので、その後処理をしたいと言うてきた。我が家は、今の住宅と、島の家と、旧宅の3ヶ所を管理している。

 

 ま、それぞれの想いで、島の家を大事にする「たっくん」と、旧宅を愛して止まない次男の「よっくん」と、我が家を守り切れていない私とがいる。ま、弟に誘われて、島の家に「帰る」ことにしたわけだ。

 

 丸亀港から、海上40分ほどで、「しわく広島」という島に着く。NHKなんぞでは、「丸亀市沖に浮かぶ丸亀市広島町では・・・。」と放送するが、決して、しわく広島は浮かんでなんかはいない。浮かんで、プワプワしていたら大変なことになる。

 

 

 これが、「暁光庵」の扁額である。文字は、奥方の親父さんで、元日蓮宗のお坊さんである。寒い時期の「水行」という水をかぶるのがいやで逃げ出したらしいと噂だった。文字を刻んだのは、千葉の電機屋さんである。

 

 で、今回は、先週に弟が刈り払った雑草を、集めて燃やす・・という作業である。そのまんまにしておくと、次回の秋の草刈りの時に邪魔になるし、余分な栄養で伸び放題にもなる。刈った草や木は、全部、処分しておかねばならぬ。

 

 だが、作業は思ったよりも軽く、家の前は30分ほどで燃やして済んだ。草が乾燥していたからだった。10時過ぎに我が家に着き、休んで着替えて燃やして11時前には前半戦は済んだ。

 

 で、昼食を食べて、弟が眠りこけている間に、家の裏側を燃やして済んだ。ここも40分ほどで作業完了。あっという間に、ミッション・クリア・・・。本当ならば、これで帰れる筈なんだけれど・・。

 

 食材は、お昼、夕食、明日の朝食と準備してある。このままでは帰れない。これからが、島の時間の流れが遅い・・・。とにかく、予定の作業が終われば、ほかにすることがない。行く場所もない。行く当てもない・・・。島には本屋さんもコンビニもない。何もない島なのだ。

 

 どうにか、時間を過ごしての夕食。働きもしないから食欲もない。17時に食べ始めても18時にはおなかがいっぱいになる。困ったものだ。そのあたりを散歩をしても、おなかはすかない・・。

 

 そんな時だった・・・。弟の「たっくん」が、シャワーを浴びると風呂に入って間もなく、「ドンドンドン・・・、ドンドンドン・・」と、異様な音が・・・。酔っ払って風呂に入って倒れたのかと・・・急いで洗面所に行ってみると、この、ドアのロックが掛かって、出られないという。双方から、ドアを分解して、ようやくに脱出はできたのだが。

 

 何年か前、島に来た若者が、このドアノブを折って壊した事件がある。お風呂だからと、ロックをしたのに、それを力ませにドアノブを回して、折って壊してしまったのだ。でも、この家は、とある住宅メーカーの特注品だから、このドアノブは市販されていない。

 

 そこで、代用で、ビニールテープで巻いて、使っていたのだが、この熱さで、ロック機能が働いてしまったらしい。もう、どうしても駄目。その若者が、この八月のお盆過ぎにやってくるという。「洗面所、使用禁止」の張り紙を出すしかない。とにかく、来るたんびにトラブルの絶えない、「島の家」である。

 

 とにかく、若者が、ここを使うと、ゴミ処理問題、ガスボンベが空っぽになる問題、そこいら中タバコの吸い殻が散乱する問題、使った後の整理ができない問題などがある。でも、奥方が許可するのだから仕方が無い。問題が解決した後は、二人でカラオケのやり放題。飲んで、歌って、憂さ晴らし。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生は、近くで見ると悲劇だが、遠くで見ると喜劇である」という、喜劇王・チャップリンの言葉からである。自分の不幸は自分にとっては悲劇だが、他人から見れば、それは喜劇にも見える。他人の不幸は蜜の味。落ち込んでいてばかりではつまらない。明日になれば、きっと、喜劇のように大笑いできるかも知れない・・・。

 

じゃぁ、また、明日。会えればいいね。


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