朝方は雨になった・・・。午後からは晴れるという予報だったが、1日中・・・曇ったまんまだった。
「ひな飾りに、ワケギとはまぐりを飾るのはどうしてですか?」というお問い合わせをいただく・・・。その理由は知っているのだが、これという画像がないので、またも引田(ひけた)の町に行ってきた。
昨日に採ってきたふきのとうを・・・中山海産さんに届ける意味もあったし・・・。
ここでチリメンジャコを買って、フキ味噌に混ぜたことから、おひなさんの期間だけにお会いする方だ・・・。
で、肝心のひな飾りだが、これが・・・「わけぎとはまぐり」の飾り物・・・。緑色のものがわけぎのネギの部分。その前の白い物は根っこの部分を上下逆にさしてある。で、先端を十字に裂いてある。これがやがてには花びらのように開いてくる。先頭の写真も参照のこと。
で、このワケギは、ツンと香るそのにおいで邪気を追い払うとされ、さらに、一本の株から20~30本に増えることから、子孫繁栄を意味するものだという。
一方、はまぐりの方は、貝合わせのように、ぴったりとくっつくように一対が合うことから夫婦和合の象徴であり、また、口をしっかりと閉めて、家庭を守り、大きく育つように・・という意味がある。
で、ここに来たらば、ここに行かなくては・・・ということで、「かめびし屋」になった。この期間中・・・模擬店みたいな出店として4カ所ほどでおうどんが食べられるのだが、やはり・・本職のおうどんがいいかなぁと思うし、普段にはやっていないお店だからと・・・。
で、今回は・・・「しょうゆうどん」を注文した。これまた、400円で、店に入った右手にある券売機で食券を買う。この時期には「ひなまつり定食」というのがあるが、箱寿司みたいな四角いお寿司とのセットだから食べきれないので、単品で注文した。
ま、普通の麺をどんぶりに入れてくれて、漬け物はサービスだとか。ネギ、おろしダイコン、ショウガはフリートッピング。醤油は卓上にある醤油をお好みで選んでかけて食べる。ここは醤油屋さんだから、濃厚なお醤油が用意されている。
このほかに、紙パックに入った、「だし醤油」も置いてある。
少しだけしょうゆを回したらこんな風になった・・・。「こんだけ?」と思うかも知れないけれど、この程度でちょうどいい量で、残った醤油もすんなりと飲める。無添加だからだそうだ・・・。
食後はおなかごなし・・・ということで、そのあたりを歩いてみた・・・。ま、ひなかざりも多種多様というところだ。そうそう・・・、しわく廣島のおばちゃん数名にお会いした。まさか、こんなところで会うとはねぇ・・・。ま、そんだけ、ここも有名になったってことか。
ここは・・・「はぎの商店」店先に・・・昔懐かしい品物を展示してある。まるで、「三丁目の夕日」的なお店。でも・・・、ここもお店を閉めたみたいで、お土産用の食品を売ってるばかりだった・・・。
これは・・・「ももやま鮮魚店」。水槽の向こうに親王雛を置いてあるだけなのだが、まるで、海の中におひなさんがいる感じで、案外と好評なスポット・・・。
その後は・・・我が家の旧宅付近に向かって走って・・・。
ふっと、気がついたらば、こんなに大きくなってしまっていた・・・。今年は寒いから・・・ふきのとうは出ない・・・と思っていたら、ある所にはあるもんだ・・・。
これが・・・今夜のおかずになる・・・。
今日の掲示はこれ・・・。全く・・・その通り。単純明快な安田先生の一言。
この私の人生は、誰のせいでもない、この私のせいなのだ。誰が悪くて、誰が良くて・・・ではない。社会が悪いのでもない。政治が悪いのでもない。一重に、この私の思いのせいなのだ・・・。人生が行き詰まるのではない。この、自分の思いが行き詰まるだけのことだ・・・。
じゃぁ、明日、また、会えるといいね。
ハマグリとワケギ、これはこちらではありません。
初めてお目にかかった風習です。
誰のせいでもない。自分のせいなのだ。
そうですよね。
私もそう思います。自分で責任を取れということですよね。
十年もここの雛祭りに行っていると、ボランティアガイドができそうなくらいになりました。
本当は・・・ひな壇は七段と決まっていたのですが、最近はそんな大きな物は飾れなくなって、五段飾り、三段飾り、親王雛という一段のものと小さくなりました。
こういうブログでも、こころが行き詰まってしまうと・・更新ができなくなってしまうものですが、なるべく大きく深呼吸をして。こころを解放して・・続けていきたいものですね。