まほろば自然博物館

つれづれに、瀬戸のまほろばから自然の様子や民俗・歴史や見聞きしたおはなしをしたいと思います。

夏空に 出会ってみたい 人がいる

2018年08月09日 | ふるさと散歩

 さぬき市地方は湿った空気の影響で曇っていた。気温は25.5度から32.5度、湿度は88%から76%、風は1mから4mの西の風が少しばかり。明日の10日は、気圧の谷や湿った空気の影響で概ね曇り、昼前から夜のはじめ頃は雨の降る所がある見込みらしい。

 

 昨日とは打って変わって蒸し暑い朝になった。湿度が高いからか、妙に身体が重たいし、おなかも重たい。

 

 今日は香川県の西の方にある「豊稔池ダム」に向かってみた。本当は昨日が、「ゆる抜き」だったのだが、昨日は会議があったので、今日にずらしてみた。「ゆる抜き」というのは池やダムを放流・放水することである。昔は「ゆる」という「木栓」を調整して放水したものだった。今では「ゲート」や「バルブ」で放水する。

 

 昔のゲートやバルブである。

 

 今年は下流の池に水が充分に溜まっているために、放流は控えめ。ここのダムについて語れば永くなるので、今日はここまで。

 

 今年の放流はこの程度。でも、涼しくていい気持ちだった。

 

 その後、観音寺市内のお寺さんにお参りしたが、ここの後住さんの名前を「ど忘れ」してしまって、訪問できず。携帯電話まで忘れてきてしまっている。「認知」が進んでいるのだろうか。

 

 途中でおうどんを食べて、お昼からは、私が入院していた、「香川大学医学部附属病院」へ寄ってきた。私の前任者が「心筋梗塞」で緊急入院したのだと、昨日の定例会で聞いたからだ。

 

 病院名もどこに入院したかも聞かぬままで、「ここしかあるまい・・・」ということで、香川医大附属病院に入ったが、工事中で、間仕切りばかりが多くて、まるで浦島太郎状態。目指すのは「南病棟三階」の心臓血管センターだった。ここのスタッフステーションで、聞いてみたら、「376号ですが、わかりますか」というので、「ええ、私が入院していた部屋ですから」と答えた。私が30日間、入院していたのが、376号室。

 

 まさしく、この部屋だった。で、このチューリップの画面にタッチすると、入院患者の氏名が表示される。これまた、私の寝ていたベッドだった。

 

 そ、全く、この部屋の、このベッドだった。私の前任者も手術が成功し、肝臓だの内臓だのと、いろんなところをチェックされて、近く、退院できるということだった。

 

 で、私の担当看護師だった、「ビーバーみずほ」がいるか、訪ねてみたら、昨夜が夜勤だったもので、午前中で帰った・・・とのこと。これまた空振りだった。

 

 まるで、梅雨に戻ったような蒸し暑さに耐えきれず、早々に病院を後にしたことだった。

 

 その頃の数値である。

 

 数値は全く正常になったのだが、体重は似たり寄ったりで、相変わらず、呼吸苦や足のむくみ、しびれなどは改善されていない。心臓そのものは正常になったのだけれど、胸水もなくなったのだけれど、そのほかに何かが障っているらしい。

 

 今日の掲示板はこれ。「人生 初の今日であり 今である」という、町内の善楽寺さんの掲示板にあった言葉から。よく見かける言葉だけれど、どこの誰の言葉かわからなかった。私たちは、当たり前のように生きているのだけれど、「今」という一瞬は「今」でしかないし、「今日」という時間はまるきり人生で初めての「今日」であって、もう、二度と今日という日はやって来ない。その今日という日の積み重ねが、この私の「人生」となる。それだから、今日、出来ることは今日にやっておきたいものだし、今日、見ておきたいものは、ぜひとも今日に見ておきたいものである。

 

じゃぁ、また、明日、会えたら、いいね。



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