善然寺よもやまばなし

横浜の浄土真宗本願寺派(お西)のお寺です。
電話 045-741-2351
http://zennenji.com/

貝多羅の巻

2011-03-04 | Weblog

                                      

                                     

一昨日の夜 住職としんみり飲んでいました。

(長男は本山近くで一人暮らしを始めたばかり 長女は福井へ参拝旅行中)

そこへメールが長男から「お金が無いから勤式の本が買えない送って~読めない字があるから写メールする」といった内容

 わたしゃ気がめーるお金は明日ね 漢字は何なに・・・・

長男は勤式指導所という浄土真宗本願寺派のお経や作法などを重点に猛勉強するところの入試が昨日でした。

そんなこんなで昨日の朝から私はそわそわ 遅刻しないで試験を受けてるかな?

名前をちゃんと書けたかな?音程は?試験が終わったら電話頂戴ね

そして午後は善然寺改修工事の建築会社との契約日

工事は渡辺組に決まりました・・・お世話になります。

設計師・総代さんと並んで契約の席に座り・・・

でも私の頭のなかは西に向いて・・・

善然寺のことは総代さんと住職に全てを任せてOKですから・・・私はお茶とお菓子と・・・・

長男からの電話が夕方4時になってもないから やれたまらずメールをしました・・・

「試験はまあまあ書けたかな・・・お金が無いから 晩の・・・・・」

 そうでした。本日は神奈川組若きご住職さまが長男に会いにいく約束ときいてました。

1円もないの?    1円あったところで・・・

慌てて郵便局へ4時15分 ATMから振り込み 

局員に「今送ったお金は京都へすぐに届きます?」

「はい どこでも降ろせますよ

へ~コンビニだと翌日扱いだったような・・・よかった 郵便局にきて

お金が電線を伝って・・・・京都へ・・・速いですね~

写真は「福井の某寺さまから頂いてきた」と・・・長女の鞄からでてきた木の葉

何これ?見たことないね~と住職と・・・

「ばいたら 貝多羅」というそうです。

その昔 インドではお経をこの葉に書きとめて紙の代わりに用いていたとの話でした。

へ~~~と「他力本願」 「南無阿弥陀仏」と住職が先の尖ったので書くとあら不思議

インクで書いたように字が残ります。

この葉のおかげで今にお経が伝わっているんですね~ありがたいことです。

研修旅行は充実した2泊3日のようでした。有難うございました。

 

 

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