先月のことでした。
前住職の親戚のK子さんが突然亡くなられました。
K子さんの家族そして親戚 友人は突然のことで皆驚き悲しむばかり
悲しみにつつまれたお葬式でした。
ご門徒で一緒に台所係りだったFさんはショックで寝込んでしまい
今までで一番悲しいとおっしゃっておられました。
K子さんは しっかりしていて働き者と皆が認める頑張り屋さんでした。
善然寺のお台所係りとしても金沢区から通ってくださった方です。
私どもが入寺してからも法要のお斎や折々の行事の季節料理の陣頭指揮を取ってくださいました。
頼りにしていました。
しばらくして膝を痛めてからは、ご無沙汰をして2年前の前住職のご法事でお会いしたのが最後でした。
先達ての甘酒も・・・・・作りながら思い出されてなりません。
味の最後の仕上げはK子さんに塩加減をつけていただき完成が毎年恒例でした。
茄子の天ぷらも扇状に切りこんで指でギュッと押すと(写真はちょっと広がりがたりない)
茄子が扇状に決まり型崩れしないのよ~
野菜・椎茸・こんにゃく・・・お斎のそれぞれの切り方から味付けまで教えようと私に説明くださっていました。
お酒で白く煮上げる方法は・・・難しく・・・・覚えられない私は・・・
覚えなくてもK子さんがいつでも跳んで来てくれると頼っていました。
解らないときは「お願い作って」と これまた頼っていました。
色々聞いて頭に入れておけばよかった・・・
切り方~味付け・・・台所に立つとK子さんを思い出します。
サトイモを見ると思い出します。
いまはK子さんから受け継いだ味をK矢さんが作っています。
K子さんありがとうございました。
お浄土でお料理教えてもらうから・・・まってて・・