11月16日(火)築地本願寺の報恩講御満座(ごまんざ)でございます。
北陸地方は熱心な真宗門徒の地、この時季 天候が荒れ雷が鳴ることを「御満座荒れ」というそうです。
築地の報恩講も11日から数日は温かく良いのですがだんだん寒くなり 15日の通夜布教(翌朝までご法話を聴聞)はぐっと冷え込みました。
コロナ禍以前まで通夜布教の休憩の23時半ごろから小豆粥が振る舞われたと思います。
親鸞様が小豆がお好きということで地方により種々様々 伝統料理があるようで 北陸地方は大根 人参 ごぼう 椎茸 コンニャク 油揚げの汁物に小豆をいれ「いとこ煮」と称するそうです。ほ~~~でございます。食べてみたいです。
いとことは根菜の同類だからと・・・
小豆をいれると「いとこ煮」というらしく御座煮という所もあるそうです。
通夜布教の思い出ですが築地境内に住んでいるとき 子どもが寝てから私も1人でお聴聞へまいりましたが暗くて誰もいない納骨堂の廊下が怖くて・・・走りました 忍者のように
今は納骨堂も新しくなり 歩くとセンサーでライトが天井からパラパラッとつく廊下になったようですが以前は警備員もおられなく寂しく寒い廊下でした。
小豆粥をいただいたら速攻帰るのですが長い廊下が暗くて・・・・またまた怖かった・・・・・
小豆粥は甘くなく普通のお粥に小豆がなじみ小豆色に染まったお粥さんでした。
あちこちのどなたかが昆布の佃煮や梅干し提供くださり美味しいひとときでした。
もう味わえないな~
本日これにて