気分転換

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日常を気楽に綴っています。

海野宿と福嶋屋の蕎麦

2013年07月03日 | 食べ歩き

湯の丸高原で山登りとレンゲツツジを楽しみ駐車場に戻ると

丁度昼時になりました。

どこかでお昼を食べて帰りましょう~

 

 

ここは長野県東御市。

観光協会発行のパンフレットから

市内に「海野宿」という場所がある事がわかりました。

ここは江戸時代、北国街道の宿場町として江戸との交通が盛んな所だったそうです。

 

北国街道

中仙道と北陸道を結ぶ重要な道で、佐渡で採れた金の輸送や

北陸の諸大名の参勤交代や江戸から善光寺まいりの客が通った道です。

 

お蕎麦屋さんもあるらしい~

長野県といえば信州蕎麦。

しばらくお蕎麦も食べていないので行ってみる事にしました。

街道の入り口から真っ直ぐな道が通っています。

ここは日本の道100選にも選ばれている街道でした。

車道と歩道を用水路が仕切り綺麗な水が流れています。

 

駐車場の係りの方に

「お蕎麦屋さんがありますよね?」と聞いたら

「2軒あるよ~」 と教えてくれました。

「どっちが美味しいですか~?」

「私がそれは言えないな~~」って・・・

そりゃそうですね。

 

店構えで 福嶋屋さんの方に入ってみました。

お腹も空いてたし、暑かったので冷たいお蕎麦が一層美味しく感じました。

お蕎麦も美味しかったけど、くるみ味噌の付いた「くるみおはぎ」も

美味かったあ~

 

食後は折角なので街道を少し散策。

お土産屋さんなどが何件かある位で後は普通に暮らされている

住宅のようです。

あまり観光地化されていません。

静かな街並みの中を車がかなりのスピードで走り抜けていきます。

せめてこの街道の中は通行止めだったらもっと風情が味わえるのでしょうが

生活道路になっているようで残念です。

 

海野宿 資料館

ここですごく懐かしい展示品に遭遇し、しばし夫と昔話に花がさきました。

ここ海野宿は明治になり旅籠の役割を終えてからその建物の広さを生かし

養蚕、養種業が始まりました。

今はほとんどなくなりましたが長野県、群馬県、埼玉県は養蚕、養種業が盛んでした。

子供の頃、私の家も夫の家も養蚕をやっていました。

夏休みはよく手伝わされていやでいやで仕方ありませんでした。

昔は子供もよく手伝ったんですよね。

同じような環境で子供の頃を送った私たちには懐かしい物がたくさんありました。

特に一番手伝ったこれなんて(右の)

ここまでくれば繭の出荷までもう一息。

ああ~ 懐かしい~~

 

なつかしの玩具展示館

ここで天気予報が当たり、さっきまで日傘が必要だったのに

急にどしゃ降りになりました。

少し待てば小降りになりそうですが居る位置が丁度街道の真ん中辺。

玩具展示館の方が傘を貸してくださり夫だけ駐車場に車を取りに行きました。

 

帰り道道路を見ると、ほんとうに局地的な雨だったようです。

あんなに降ったのに全然道路が濡れていない場所もありました。

ダムには相変わらず溜まるほど降りませんね。