線翔庵日記



おまつり、民謡、三絃、名水、温泉、酒、そして音楽のこと…日々感じたことを綴ります。

南佐久のB級グルメ

2011年12月17日 17時58分52秒 | 食べ物
今日は南佐久郡小海町の「桔梗家」さんへ行った。

小海線小海駅前にある老舗食堂だ。ここでは何といっても「もつ煮」が名物。

ここで「もつ煮」を注文すると、鳥もつが出てくる。もつといえば牛や豚のイメージだが、ここでは鳥もつなのだ。最近話題の「甲府鳥もつ煮」の山梨県に近いからかどうかは分からないが…。自分の印象では、南佐久郡あたりでは鳥もつや鳥の唐揚げ、鳥のむしりといった鳥肉料理が目立つような気がする。

続いてラーメン。

昔ながらのラーメンは醤油味。煮干しとかかつお節の味が際だった和風スープだ。色は濃いめなのだが、それほど塩辛くはない。レトロな味わいだ。

そしてカツ丼。

東信地域では珍しく「ソースカツ丼」だ(メニューには卵とじカツ丼もある)。しかし看板に「元祖ソースカツ丼」とある。桔梗家さんの看板メニューの1つだ。カラっと揚がったカツに甘めのソースがからみ、その下にはキャベツがのせされている。

「ソースカツ丼」といえば、信州では駒ヶ根市が有名だが、東信でも食べられる場所があるのはうれしい。

小海町とえば、松原湖、八ヶ岳、野辺山高原といった場所に近い高原の町。少し山手に入ると、三匹獅子の川平、人形三番叟や民謡《親沢追分》で知られる親沢地区がある。山里ではあるが、小海は何とも南佐久の中心地的雰囲気を醸し出している町だ。

今日は、何とも懐かしい雰囲気のB級グルメを味わってきた。
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