日立建機の大型パワーショベルZX470H。
470というのは機体総重量が47トンという意味、一般にパワーショベルはバケット容量での性能表示をするので、この機械の性能は2.33・。
一回で掘削できる土の量が、約4トンダンプ一台分といったほうが分かりやすいでしょうか。
470HのHはヘビーデューティー仕様の略、過酷な使用条件で耐えうる性能を備えております。
足回りは輸送状態のままですが、作業時は外に張り出します。
クローラーを支えるキャリアローラー(上転輪)は3個、さすがにヘビー仕様であります。
内装はこのシリーズの機種は殆ど共通です。
いすずのエンジン、6気筒排気ターボ過給エアクーラー付きで出力260Kw(353PS)。
こちらはZX200、これでもまぁ普通の機種ですが、ZX470と比べると半分以下の大きさなので小さく見えます。
大型パワーショベルでは実績のある日立建機、上には上がありまして、ZX870さらには1200、1900などのモンスター級もあるようですが、国内仕様では1900以上は見たこと無いですね。
いずれにしても大きな機械で、大地を豪快に削ります。