浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

斐伊川放水路分流堰

2010-08-26 | 働く車
昨日の来原岩樋の上流側には、斐伊川放水路の工事現場があります。

洪水時に斐伊川の水を神戸川へと分水する、人工の川工事現場であります。

今から300年以上前の先人が、来原岩樋を掘って出雲の農業用水を確保した現場のすぐお隣、斐伊川と神戸川を結ぶ最短のコースに出来る人工の川ですが、ちょっと中に入ってみましょう。

いきなり現れたモンスター級のパワーショベル。



日立建機EX1100、重量110トンクラスの大型機です。



定格出力434Kw(590PS)、通常の作業での燃料消費量約100リッター/時間とこれまたモンスター級ですね。

豪快に大地を削ります。



これまた日立建機の40トン級重ダンプ。

こんな車ばかり見ていると、一般公道を走ってる大型ダンプカーが、まるで軽トラックのような感覚になってしまいます。



重ダンプの後方は110トン級のパワーショベル、写真は全て僕の目線です。



世界最大級のブルドーザー、米国キャタピラー社製D11R。



重量は約100トン、V型ツィンターボ過給で出力634Kw(862PS)、側に近づくとさすがにデカイ。



日立のZX470Hと仲良く並んでました。



斐伊川放水路の起点ともいえる分流堰、巨大な水門といったとこでしょうか。



現代版来原岩樋ですが、目的はあくまでも洪水対策です。

しかし300年以上前の先人が掘った岩樋と、現代の洪水対策用水路が隣り合わせだなんて…

先人の知恵と努力には脱帽であります。

大型プロジェクト工事で働くモンスター達でした。
コメント (7)
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