浜田屋遼太

世の中のために何の役にも立たないブログ  お暇なお方は是非どうぞ(^^♪

無力の瓶詰

2021-02-16 | 日々是好日

10年前の東日本大震災の余震と思われる地震がまた福島で起きた。

10年前の地震の翌日、東京都内のスーパーは驚くべき光景が広がっていた。

店内の棚という棚、見渡す限りの棚に商品がない。

あれほど溢れるように、折り重なるように並んでいた食べ物の山々が、すべて姿を消して影も形もない。

満々と水を湛えていた湖から、あっという間に水が引いて、干からびた湖底が姿を見せている。

店内は照明を落とし薄暗く、そのことがいっそう暗鬱なものにしている。

薄暗いということが、人の心を暗くみじめにする。

あんなにも光り輝いていたコンビニさえ暗い。

地震の報道のあと、スーパーに駆け込んだ人たちは、小走りに走りながら周りを見渡しては咄嗟の判断で、これは必要、これは要らないとカゴに放り込んでいった。

だが瓶詰のイカの塩辛、福神漬け、なめ茸、ザーサイ、葉ワサビ、にんにく味噌、カニ味噌、食べるラー油たちは、その咄嗟の判断で見限られた。

イカの塩辛もザーサイも葉ワサビも、ゴハンあってのものでゴハンがなければ無力である。

腹の足しにならないばかりか、どれもこれも塩っぱいばかりでノドが渇き、災害時の貴重品であるミネラルウォーターをどんどん消費してしまう、迷惑品ということになる。

災害時にスーパーに駆け込む人の頭の中にまずあるのはコメである。

コメ、水、パン、麺と続いて、野菜、肉、卵、冷凍食品と棚からなくなっていき、一番最後に残るのが瓶詰たちである。

命に関わるような地震は、その当事者でないと分からない。

まだそこまでの経験はないのだが、いつどのようなことがあってもいいように準備しなければ…

と改めて思うのであった。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空港ホテルの仕出し

2021-02-16 | 日々是好日

法事が終われば膝を交えて、近況報告的な酒を含めて直会をするのが当たり前。

でしたが、コロナ禍の中なので直会はやめ。

なのでテイクアウトのお持ち帰りをお渡しして終了ということに。

出雲空港ホテルの法要弁当          

聞くところによると、葬儀などはこの節流れ焼香が当たり前ですが、それによって葬儀の費用が安くなってるとは聞かない。

葬儀屋も商売ですから、3蜜を避けなければいけません。

人が短時間に蜜状態にならないように、流れ焼香という形にせざるを得ないが、葬儀にかかる費用は以前と変わりなくかかるということですかね。

これまでの生活スタイルが、徐々に変化していくのを実感するこの頃であります。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

キララ多岐

2021-02-16 | 水辺の風景

出雲市多伎町にある道の駅          

目の前は日本海。

西は石見地方          

東は出雲大社方面          

東西に長い島根県であります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする