武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

ご来迎

2010年07月22日 | Weblog
葬儀があった。外の暑さはひどかったが斎場は冷房が効いていた。神式の葬儀の進む中、笙の音、横笛の音、小笛?の音が響き・・・なにかしら日本の人間社会が確立したころ、神事を中心に国家が成り立っていったのかな・・・と意味不明ながら考えていた。
遥かかなたの極楽浄土から阿弥陀三尊が五色の雲に乗り、たえなる音楽をかなでて亡くなった人を迎にくる。このことを「来迎」という。
登山で言う「ご来迎」は自分の影が霧に映り仏が迎にきたと錯覚したのが名前のはじまり。そのままむかえられて帰ってこない人もいる。気の毒だ・・・だいたいの人は太陽が上がってくることを見ることを「ご来迎」と言ったりしている。どっちでもいいが、そっちは「ご来光」だ。