武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

耳を埋める

2010年12月05日 | Weblog

夜は人権学習会に呼ばれ出かけた。「耳塚」という場所です。

名前のように「耳」を埋めたところです。あんまりくわしくはないのですが・・・・・・この穂高では(今度の朝ドラの舞台にもなるとか)八面大王というの民話があり、これを退治にきた坂上田村麻呂が、その耳を切り埋めたということです。胴体は近くの「立足」というところに埋めたとか。

戦う相手は徹底的に一族皆殺しをするのが昔のルールだったようですから、かなり残酷のものです。お情けで子ども生かしたため、後になって仇をうたれる例もありますし。

秀吉などの話でもつかまえた敵の耳をそぐようなことはやってますし、信長などは敵将のどくろで酒を飲むようなこともしてますし。今考えると残酷に思えますが、一歩油断すると殺される時代ですから・・・・江戸時代の刑罰も残酷なものもあります。人間は残酷な面もってますからね。