武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

近くに天才がいる

2010年12月09日 | Weblog

「ファーブル昆虫記」の挿絵を描いていた熊田千佳慕と言う画家をご存知だろうか?細密描写で、徹底的な観察がきめ細かく驚嘆する。当然のごとく作品にかかる時間と努力は並たいていではない。・・・・言葉でいうと説明がピッタリこないのでやめます。どこかで見てください。残念ながら昨年亡くなられた。話少しとんで「ファーブル」だ。1823年の12月に生まれている。ファーブル90歳の時、彼の住むセリニアンという小さな村に大統領が来た。ファーブルの業績を讃え訪問してきたのだ。村人はなぜこの風変わりな虫ばかり追いかけている老人に大統領が逢いにくるのかよりも、大統領が来ることで興奮していた。・・・・広場には大砲がだされ、楽団が整列し・・・・・・と当時のことが書かれたものがあった。そうですね大統領が来るなどは村にとって大事件です。昔、災害があった時当時の建設大臣の亀井さんが来るということでもえらくアタフタしてた思いがありますし、知事が黒塗りの車でくると興奮してる人もいましたね。こういう人も役がないと、ただのおっさんになってしまいますが・・・・

昔も今も意外と近くにすごい人がいて、近所の人は知らないということはありますね。虫をを研究するということではリッチにはなりませんしね。ま、そういう話です。