武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

村の偉人

2012年06月17日 | Weblog

この絵は「東尋坊」を描いてる。
作家は「武田新太郎」と言う。私の生家の五軒ほど上の家が、この作家の出た家だ。
年代は私の祖父と同年代の方だ。武田と言うから親戚とか聞かれるが、全然違う。
集落の大半が武田姓なのだ。
私の祖父と友達関係で、この絵が残っている。
こういう絵が村にあるので日本画家と思われているが本業は版画である。活動の場は京都で日本版画画集などに載っており、知ってる人は知ってる存在なのだ。
当時、教員から芸大をめざし合格し京都で活躍したのだ。当時芸大・・・帝国芸術大学に田舎から入るなどすごいことなのである。

私も版画をやるので影響あったか?と聞かれるが全然ない。
格が違う話だ。