武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

暗殺者三人

2012年07月03日 | Weblog
あの坂本龍馬も大政奉還がむずかしいとなれば武力で倒すしかないと考えていた。
この時代には暗殺を持って邪魔な人物を殺し、それが必要悪として横行していた。
もちろん、テロリストだ。この指令を受け人殺しをする・・・・・
アルカイダなどでは爆薬を身体にまいて自爆する。むごいことだ。

有名なのは岡田以蔵と田中新兵衛だ。この二人は相当腕が立って暴れたらしい。
しかし、彼らには尊王攘夷などの思想がなく、殺すことが仕事だった。つまり指令があれば、実行する。それが仕事だ。しかし、最後は用がなければ捨てられる。ふたりとも最後は悲惨な死で終わっている。
ゴルゴ13みたいに死なないことはない。

岡田以蔵は「龍馬伝」では、若い人気俳優がやっていた。

信州の偉人佐久間象山を暗殺した河上彦斎は、ふたりと違って強烈な攘夷主義を持っていた。象山を暗殺したが、この時象山に圧倒され「身の毛がよだった。象山は豪傑だ。こちらの命が消えそうだった・・・もう人斬りはやめた」と言ったとか。
こちらは明治まで生きた。時流に逆らって攘夷思想をもちだすので、危険思想の持ち主として牢につながれ亡くなった。