武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

石川啄木と石原裕次郎

2012年07月08日 | Weblog
昔、石川啄木は「一握の砂」で

いたく錆びたピストル出でぬ
砂山の
砂を指もて掘りてありしに

と詠った。啄木は小説家志望で短歌はそんなに力を入れてなかった・・・とか。
そういうことはどうでもよくて、
かの石原裕次郎は

砂山の砂を掘ってたら
真っ赤に錆びたジャクナイフが出てきたよ
どこのだれかが埋めたか・・・・・となような歌を歌っていた。

生家を片付けていたら、写真のような金属の輪が出てきた。これは牛の鼻輪だ。版画の牛の鼻のところを見ていただければ・・・・鼻の穴に通すのだ。

♪生家を片付けていたら
 錆びた牛の鼻輪が出てきたよ
 どこのだれかが捨てたのか・・・・・・・・裕次郎風に歌えるな。