武田光弘画楽多製作日記

暇をもてあそび造形してます。作品として形としてまとめたものなどを見ていただきたい
と思っています。

夏ノヒデリニモマケズ

2012年08月19日 | Weblog

ああだこうだと言ううちに8月が終わる。
羅須地人協会の宮沢さんが生まれたのは8月1日だ。
今年アメリカはカンバツでトウモロコシが不作とか。

昭和の最初、東北に大凶作があった。
ここ岩手ではこの「冷たい夏」が来る農民は樹の木だけでなく、樹の皮も食べたそうだ。・・・岩手と言うと政治屋小沢一郎氏の地盤だ。
小作人はできた米の半分は地主に持っていかれ、残った米を現金にする。これで借金を返したり肥料を買ったりする。残りと言っても残らないのだ。だから農民はたくさんの穀類の数量を増やしたいのだ。・・・そこへ冷害が来ると悲劇ははじまるのだ。

宮沢賢治はホッとするような童話などで今も店頭に並ぶ。

けど、農民からは「肥料の神様」と呼ばれ、収穫をあげるために献身的にあちこち肥料の相談にのったのだ。雨にうたれ、寒さにふるえ・・・・夜も昼も「オロオロ」歩き、風邪が肋膜炎をひきおこし亡くなったのだ。