塩の道の牛方の宿を彫りなおした。柄を大きくスッキリ仕上げた。細かいことは目をつぶることにした。
日本本州を南北に横断している「ホォッサ・マグマ」糸魚川・静岡構造線は幅100キロ、信州の面積の四分の三を占めると言う。ガアーーーーンときたら、やられる。おそろしいことだ。
塩の道も当然この一部にあたる。昔は千国街道と言った。
この構造線を「ホォッサ・マグマ」呼んだのはドイツ人ナフマン先生だ。地質学者で明治に来日し、全国的な地質調査をし日本の地質学に大いに貢献した。
野尻湖で象の化石が発見され「ナフマン象」と呼ばれるが、それは彼の日本の地質関する功績を讃えて彼の名をつけたのだ。