英テレグラフ紙電子版に、オバマ大統領が健康保険関係の25分のスピーチをしている最中に、後ろに立っていた妊娠中のカルメル・アリソンが立ちくらみから倒れそうになるところをとっさに支える映像が掲載されている。アメリカ軍最高司令官のこのような行動はスーパーマンでも連想させるようで、かつ、「大丈夫だよ」とスピーチの最中でも声をかける余裕を見せる辺りはいかにもアメリカらしい。そして、「どうも自分のスピーチが長すぎたようだ」あるいは「アリソンも自分の健康保険改革の恩恵を受けられる」とその場を収めるところもスピーチ上手なオバマの面目躍如といったところ。
つい先週まで、アメリカ国債をデフォルトの瀬戸際にまで追い込んだこの健康保険制度改革、オバマはますますその成立に熱意を示しそうだ。
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