“渋谷の父 ”ハリー田西の占い研究所

自身のことを含め世の中の森羅万象を占い師・運命学研究家の立場からつづります。

今見たばかりの夢を忘れないようにする方法

2008年04月20日 23時09分57秒 | Weblog
木曜日に鑑定した方と夢談義になりました。
「私はあまりドラマチックな夢を見ているという記憶がないというか、
正直どんな夢を見たかさえはっきり覚えていないんです。
どうやったら見た夢を覚えていられるんですか?」
とその方は訊ねました。
以前にも書きましたが、
夢を記憶するには枕元に夢用のノート(夢日記)を置いておいて、
朝目覚めたら、必ずその時点で記憶している夢を
ノートに書き付けるのが一番です。
これを毎日繰り返していると、
夢を覚えている比率が徐々に増え、
かなり長めに鮮明に夢を綴れるようになります・・・
ということで、その方に“夢日記”をつけられることをお勧めしました。

で、その後、かつて僕が調べた夢の記憶法の資料をめくっていたら、
非常に興味深い記述を発見したのでご紹介します。

それは、南方熊楠(みなかた・くまぐす)の記した方法です。
僕のように夢のことを考えるのが大好きでその研究に余念がなかった一人に、
博物学者で生物学者で民俗学者の南方熊楠という人がいます。
彼は夢の記憶法について、彼の『土宣法竜宛書簡』に次のように記しています。
「すべて夢さむるときに身をちょっとでも動かせばたちまち忘れるものなり。
故に小生はもっとも癖をつけて、夢さめてのちすぐに飛び起きてこれを筆するよりは、
依然として夢みしときの位置のまま臥しおり閉目すれば、
今見し夢の次第を記憶し出だし得るということを発見せり」
要するに、夢を忘れないためには、
目が覚めたら、まず身体を動かしたりせず、
そのまま目を閉じて、
今見たばかりの夢を記憶するようにするのが一番だというのです。

実は、僕はずっとずっと昔に南方熊楠のこの記述を読み、
これを一生懸命実践してみたのです。
そして、それが知らず知らずのうちに習慣化し常態化し、
現在のように夢を記憶できるようになったというわけです。
その大事なコツを教えてくれた南方熊楠のことをいつしか忘れていました(笑)

繰り返しますが・・・
朝、僕は目が覚めると、そのまどろみの中で、
身体を動かすことなく、無意識のうちにも夢を反芻しています。
そして、夢の組立作業を終ったところで起き、
それから枕元のノートに見たばかりの夢を記すようにしています。

これが習慣化してくると、
夢を忘れっぽい人でも簡単に夢を思い出せるようになりますよ


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