平和であることが空気のように当たり前と感じていませんか?
知覧特攻平和館の語り部の方からの問いです。
知覧特攻平和会館は、大東亜戦争(太平洋戦争)末期の沖縄戦において
特攻という人類史上類のない作戦で、爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり
攻撃をした陸軍特別攻撃隊員の遺品や関係資料を展示しています。
沖縄戦の特攻作戦で戦死された隊員は、17歳になったばかりの少年から20歳前後…
270日間の特攻作戦で、1036名の尊い命が戦死。
千葉県出身者27名、佐倉市出身者も3名戦死されました。
特攻隊員や各地の戦場で戦死された多くの犠牲によって今日の平和日本が
あることに感謝し、このような悲劇を生み出す戦争も起こしてはならないと。
特攻隊員達が二度と帰ることのない出撃に臨んで念じたことは
祖国の平和と母への思いであったと思うと、涙せずにはいられませんでした。
今日、我が子が戦争に…命がけで戦場へ…
自分の身に置き換えると、当時の方々の無念が…
平和であることに改めて感謝し、平和の維持には日々の積み重ねが重要であると。
さくら会視察で明日は水俣市、熊本市です。