秦野市へ議員有志で視察に行ったのがちょうど1年前。
その4か月後の昨年12月2日に中央自動車道上り線笹子トンネルの天井板のコンクリート板が
約130mの区間にわたって落下し、走行中の車複数台が巻き込まれて死傷者が出た事故が起き、
現在は裁判で業務上過失致傷罪や責任の所在などが争われています。
裁判でどんな結論が出ても残念ながら、尊い命は戻りません。
習志野市も全体の施設を考えたうえで公共施設の再配置について大きく動こうとしています。
昭和12年築の会津若松市の市庁舎は、その後に建設された公共施設のほうが耐震性が低い建物があるそうですから
築年齢だけでは分からないものがあります。
志津公民館複合施設の整備をはじめ、公共施設の機能についてもう少し議論を深めたいと考えています。
人口減少とハコモノ
公共施設の更新問題の取り組みについて、神奈川県秦野市へ視察。秦野市は人口、面積、財政規模がほぼ同じ。昭和40年~50年代の人口増加に伴い、ハコモノの建設ラッシュがあ...
デトロイト市が約1兆8千億円を超える負債をかかえ、米国の地方自治体では最大の破綻であると先日報道されていました。
デトロイトは、米最大の自動車メーカーのゼネラル・モーターズ(GM)が本社を構え、我々の中学の社会科の時間でも学習をしました。
最盛期の人口は180万人。その後、人口流出が続き、約70万人・・税収が激減です。
佐倉市の税収の大きな割合を占めるのが、個人市民税。
日本全体でみても今後、税収増加の見込みがなく、人口も減り、道路をはじめ公共施設の老朽化していく現実をしっかりと見据えた
議論をしていきたいです。夕張、デトロイトから学ぶことは、多いいと思います。