本日の文教福祉常任委員会で審議された補正予算の市民音楽ホール天井改修事業の継続費は、
東日本大震災の際、比較的新しい劇場の吊り天井が脱落する被害が多く発生したことから、
H26年4月1日付けで建築基準法が施行令が改定されたのをうけ、吊り天井を改修工事するための費用です。
特定天井と言われる高さ6m、面積200平方メートル、質量2キロ/平方メートル超の吊り天井で日常利用する場所に設置されているものは
基準を満たすか、落下防止の措置を講じなければいけなくなりました。
佐倉市民音楽ホールは、高さ10m超、面積578平方メートル、質量14.5キロ/平方メートルですから該当します。
音楽ホールの音響は良いと市民から評価されている中、天井を張り替える工事では無く、落下防止措置の工事をする方向で進んでいます。
設計委託料、改修工事費、工事管理委託料を含んで、3年間の総工事費201,206千円。
特殊な工事なので、プロポーザル方式を採用します。
現在の工事スケジュールでいくと、H30年1月中旬~9月末まで休館となります。