佐倉市議会はしおか協美
市政にキョウミ
 



昨日の経済環境常任委員会では、東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質の対策に要した

平成24年度までの費用に関し、原子力損害賠償紛争解決センターにあっせんを申し立てた件について和解を行うことになり

議案として審議されました。

東日本大震災による東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により被った損害について、

東京電力株式会社に対し賠償するよう各市において交渉を行ってきましたが、賠償に進展が見込まれないことから、

原子力損害賠償紛争解決センターへ『東京電力に対する損害賠償』に係るあっせんを千葉県内8市が同時に申し立てていました。

平成23年度及び平成24年度に生じた損害(放射線対策に要した費用)の賠償として佐倉市は以下のように申したてましたが、

(1)調査測定費用       395,928円
(2)除染費用          495,591円
(3)給食検査費用        11,566円
(4)人件費及び旅費    64,024,145円  

和解の内容は、

(1)調査測定費用       90,000円
(2)除染費用        400,000円
(3)給食検査費用       10,000円
(4)人件費及び旅費     660,000円   

3・11の平成25年度以降分については、これからです。

東日本大震災による東京電力株式会社福島第一原子力発電所事故により被った損害については、今現在も

給食食材の検査、空間放射線測定が継続して行っている事をどうぞお忘れなく。

以下は、

佐倉市内の公立・私立の幼稚園、小学校、中学校、高等学校、短期大学など計52施設において、

佐倉市が購入したサーベイメータを使用し、空間放射線量率(1時間当たりの空間放射線量)の測定(第140回)結果です。

http://www.city.sakura.lg.jp/0000015537.html 

 

本日の経済環境常任委員会では、ちばリサーチパーク内の明神台調整池の斜面対策工事費他について審議しました。

平たく言えば、調整池の壁面が地下水の影響で、幅40M×高さ10Mにわたり崩落したので

直すために59,600千円を歳出することに賛成するかどうか?です。

今後も台風や局所的豪雨の影響が、市内各所で出てくると思います。市の職員が巡回パトロールしていますが

市民の皆さんからの情報と自助・共助も重要となっていますので、ご近所の状況は日頃から気にかけていただけたらと思います。

 

 

 

 

 

 

 



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