日本名ニッポニアニッポン=トキを印旛沼に!と活動する太田勲さんは
トキを印旛沼に呼ぶことは夢かもしれないけれども、動物は環境を選ぶからこそ
トキを呼ぶのは社会環境整備の手段だと常におっしゃっていました。
昨日、環境シンポジウム「トキや生きものと共に暮らす社会」が開催され、
2020年までに220羽のトキを生息されるというロードマップで動いている
佐渡市の取り組みについて発表がされました。
ブランド米を目指しお金をかけたのではなく、15年前に売れ残った米を前に、どうすれば売れるコメに出来るか
どうすれば米食を増やすことが出来るかを考え、認証制度を行政が作り上げ、生物多様性の田んぼにし、
結果トキが生息すようになったとの事。
何か物事を前に進めるには、シンボリックなものを掲げる・・それがトキだったのだと思います。
前向きな目標の下に活動している方々の目は輝いていますし、理念と活動は受け継がれていくのだと思います。