人工芝のコートであり、周囲が静かな環境を活かした千葉県初のブラインドサッカーの試合が可能な岩名運動公園球技場において
パラ・フットボールフェスタ in佐倉市のイベントがあり、パラリンピック種目であるブラインドサッカーの試合観戦と
ブラインドサッカー、ロービジョンフットサル、CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)、知的障害サッカーの体験見学をさせて頂きました。
地方創生の取組に効果的であったと評価され、国からの交付金を使って、ブラインドサッカーフェンス及びサッカーゴールを4,126,300円で
昨年度に佐倉市は購入しました。
体験学習会やブラインドサッカーチームの練習会場として利用されています。
昨年のさくらスポーツフェスティバルのブラインドサッカー体験は55名が体験し
授業の一環として内郷小学校では、4~6 年 137 名が体験をしています。
試合は、5 名で 1 チーム、フットサルのコートサイズで、コートをフェンスで囲います。
ボールは転がると音が出る特別なボールを使用し、全盲の選手たちもボールの位置や転がりがわかり、
ゴールキーパーは晴眼者もしくは弱視者が務め、ゴールの背面からガイドが味方にゴールの位置と距離、角度を指示します。
試合中、フィールドプレーヤーがボイ!と言っていたのは、ボールを持った相手に向かって行く時に
「ボイ!」と声し、危険な衝突を避けるためのルールだそうです。
情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーをするブラインドサッカーは、技術とコミュニケーション力そのもので
激しく迫力のある競技ですから、パラリンピックに向け応援していきたいですね。
CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)の日本代表選手のお話を伺いましたが、車いす生活を覚悟していたなかで、
サッカーをやりたい一念で立ち、歩き、走り、サッカーができるようになっている選手が沢山いるとのこと。
「あきらめないで挑戦して良かった」その一言が印象的でした。