少年カメラ・クラブ

子供心を失わない大人であり続けたいと思います。

サイクル

2006-06-24 22:15:48 | 写真
BESSAを買った時に一緒に40mmF1.4のNOKTONを買った。大口径のレンズで撮る写真は、何と言ってもボケがいい。楽しくていろいろと撮った。夜になっても結構シャッターが切れる。それも楽しかった。

しばらくすると広角レンズが欲しくなった。GR21のような全てを写し込むレンズ。フォーカスなんて大体でいい。ちょっと絞ればパンフォーカスになった。人民大会堂や万里の長城は21mmF4.0の独壇場だった。

でも、次第に外付けのファインダーがうっとうしくなった。レンジダインダーの機動性というか気楽さが半減してしまうのだ。

いま、そのカメラにはまたノクトンが着いている。先週撮った小学校での授業参観もいい感じに撮れたと思う。

こうなると21mmはいらない買い物だったのだろうか。いやいやそんなことはない。きっとまた広角で取りたいときが来るに決まっている。いろんな波が重なり合って今という時はあるのだと思う。その波に飲み込まれるのではなく、上手くその波と付き合っていくことが大切だと思う。今は40mmF.14.そういう波がきているだけなのだ。今はそれを楽しめばいい。

最近ちょっとカラーも気になる。一時ポジの写真をだいぶ撮ったが、ちっともそんなものは撮らなくなり、モノクロ自家現像一本になっていた。でも、色もいいよね。アジサイの濡れた青紫や、街のネオン、いろんな色も記録にとどめておきたいと思う。勝鬨橋の夜景もキレいだろう。

無駄なものって何もない。全ては波の中にある。ダメであっても、それを甘んじて受け入れる勇気。それが大切なことだ。