ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

閉町式に参加して

2010-03-16 09:28:12 | 地域活動・つながり
去る3月14日、合併により消滅する「北川辺町」の閉町式が行われた。
この町は 明治の合併を経て利根川の左岸に存在してきた利島村と川辺村
の2村が昭和30年に合併して北川辺村となり、昭和46年に町政を施行し
て現在に至っている。農業を主産業にしている小ぶりな町であった。
北川辺としては半世紀の歴史になるが、その歴史を閉じることになった。
そして、3月23日に1市3町の合併による新市「加須市」が誕生する。

閉町式は、上田清埼玉県知事をはじめ、地元選出の国会議員、県会議員、
近隣市町の首長や関係者など多数のご来賓をお迎えして厳粛に行われた。
町民の多数も参加し、多目的ホール「みのり」がほぼ満席になっていた。
私も、町の総合政策審議会委員 合併協議会委員として招待を受けていた。
閉町式の次第は、一部が式典で二部がアトラクションという構成だった。
町長や議長が主催者として挨拶し、水と闘い水の恵みを得て発展してきた
町の歴史と先人達の努力を語り、合併後の更なる発展を切望した。
来賓の上田知事は、今後の新市の発展に向けた協力を力強く約束した。

そして、永年にわたり議会や行政の役割を担ってきた人達が表彰された。
議会人や行政役員などの自治功労、団体組織関係者の特別功労である。
町の歌の斉唱と町旗が子供達によって降納された時にはジーンときた。
参加者の想いも複雑なものから、希望や意欲に満ちたものになったようだ。
「表彰を受ける事になった私は、歳をとった証拠だよ」と、ひげ爺の独り言。
それでも、合併後の「まちづくり」にちょっぴり責任を感じる閉町式だった。
コメント
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