ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

自治会長役が廻ってきた

2011-04-12 08:16:15 | 地域活動・つながり
親父が会長を勤めて以来、久しぶりに自治会長の役が廻ってきた。
私の住む地域の自治会、規模も小さく会長も輪番制で勤めている。
地域集落の組織体として歴史も古く、しきたりや財産も多くある。
一昔前までの納税組合機能を受け継ぐ、財産管理団体とも言える。
また、地域のお祭りや行事 行政組織の組合として維持されてきた。
町長や議員などの選挙には、積極的に候補を出し取り組んできた。

一方で、地域を取り巻く環境変化が自治会の課題にもなっている。
行政組織としての役割に加え、地域コミュニティーが重要になる。
言い換えれば、行政の補助業務と自主的な地域活動の両面になる。
いま地縁意識が薄くなり、自治会への参加や理解が弱まっている。
しかし、少子高齢化の進む地域では共助の取り組みが大切になる。
災害対策や防犯、青少年対策や生涯活動に「地域力」は欠かせない。
行政の見直しがなされるだろうこの時期に、自治会改革も必要だ。

自治会には、自治体の補助組織としての役割が増える傾向にある。
そんな中で、周辺の五つの自治会を併せた行政区も存在している。
合併して広い市となり、全市域に共通する組織とルールが必要だ。
旧自治体ごとに、自治会の役割や補助金などに相違点が多くある。
行政の区を基本に、統一性のある組織体づくりが行われるべきだ。
「古い組織やしきたりが、弊害にもなっている」と、ひげ爺の独り言。
会長としては、今までどおり無難で忙しくない方が良いのだが・・・。
コメント
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