気象情報では、4月2日は朝から雨が降り 夜は強い風雨になるとの事だった。
開花の早くなった桜と暴風雨情報の天候で、旅の期待は急速にしぼんでいた。
しかし車が中央高速を進むと、雨は小降りになり雲は上がり明るくなってきた。
須玉ICから北杜市山高の実相寺に着くと、雨は止んで駐車場の混雑も少なく、
日本三大桜の第一と言われる「神代桜」の花も散らずに満開状態を保っていた。
樹齢二千年の老大木は、主幹が途中から枯れた姿ながらも貫録を見せていた。
続いて日本桜百選になっている大法師公園に立ち寄り、花と展望を楽しんだ。
富士川に沿った道を身延まで進み、お蕎麦の昼を取ってから久遠寺に上った。
お目当ての枝垂れ桜は、散り始めていたがその優雅な姿はひときわ目立った。
身延の町に下り、今夜の飲食物を買い込もうとしたが 食品スーパーや酒屋が
見つからない。 身延の人は、仏に遠慮してお酒を飲まないのかとさえ思った。
何とか調達を済ませ、早川に沿って南アルプスの懐の奈良田温泉を目指した。
手前の西山温泉までは昔入ったことがあるが、道路が一段と良くなっていた。
その宿は日本の秘湯を守る会の「白根館」で、質素ながら落ち着いた宿だった。
夕食前の時間は、小雨に煙る山水画のような景色を見ながら露天風呂に浸る。
つるつる感がたっぷりの泉質で、適度な湯温と24時間のかけ流しは有り難い。
食事は心のこもったもので、宿泊料の安さもあって リピーターが多そうだった。
二日目は、笛吹川と桃の花を眺めながら山梨市に進み 富士を望み甲府盆地を
見下ろす眺望と「新日本三大夜景」と名付く『ほったらかし温泉』に立ち寄った。
私達は「あっちの湯」に浸って満足したが、「こっちの湯」に入る時間はなかった。
「温泉を2つ持つ施設が、それぞれ700円とるのは せこい」と、ひげ爺の独り言。
往路は中央道の「あっち」の道で、帰路は雁坂から秩父経由の「こっち」にした。
開花の早くなった桜と暴風雨情報の天候で、旅の期待は急速にしぼんでいた。
しかし車が中央高速を進むと、雨は小降りになり雲は上がり明るくなってきた。
須玉ICから北杜市山高の実相寺に着くと、雨は止んで駐車場の混雑も少なく、
日本三大桜の第一と言われる「神代桜」の花も散らずに満開状態を保っていた。
樹齢二千年の老大木は、主幹が途中から枯れた姿ながらも貫録を見せていた。
続いて日本桜百選になっている大法師公園に立ち寄り、花と展望を楽しんだ。
富士川に沿った道を身延まで進み、お蕎麦の昼を取ってから久遠寺に上った。
お目当ての枝垂れ桜は、散り始めていたがその優雅な姿はひときわ目立った。
身延の町に下り、今夜の飲食物を買い込もうとしたが 食品スーパーや酒屋が
見つからない。 身延の人は、仏に遠慮してお酒を飲まないのかとさえ思った。
何とか調達を済ませ、早川に沿って南アルプスの懐の奈良田温泉を目指した。
手前の西山温泉までは昔入ったことがあるが、道路が一段と良くなっていた。
その宿は日本の秘湯を守る会の「白根館」で、質素ながら落ち着いた宿だった。
夕食前の時間は、小雨に煙る山水画のような景色を見ながら露天風呂に浸る。
つるつる感がたっぷりの泉質で、適度な湯温と24時間のかけ流しは有り難い。
食事は心のこもったもので、宿泊料の安さもあって リピーターが多そうだった。
二日目は、笛吹川と桃の花を眺めながら山梨市に進み 富士を望み甲府盆地を
見下ろす眺望と「新日本三大夜景」と名付く『ほったらかし温泉』に立ち寄った。
私達は「あっちの湯」に浸って満足したが、「こっちの湯」に入る時間はなかった。
「温泉を2つ持つ施設が、それぞれ700円とるのは せこい」と、ひげ爺の独り言。
往路は中央道の「あっち」の道で、帰路は雁坂から秩父経由の「こっち」にした。