ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

周辺では田植えが最盛期

2013-04-23 09:52:57 | 家庭菜園・庭・花 
我が家周辺では今、銘柄米「北川辺コシヒカリ」の田植えが行われている。
早い農家では4月13日に始まり、穀雨を迎えた先週末からピークになった。
3月下旬に種モミに水分と温度を与えて発芽させ、専用育苗ケースに土を入
れ「モミふり」をして、ビニールハウスで水と温度調整を続けて育苗してきた。
4月初旬からパイプラインに用水が通ると、その水を田に入れてトラクターで
「しろかき」を行い、数日後に田植え機で手際よくイネ苗を植えていく。

今や米作りは機械が主役の時代で、モミふりや発芽促進も機械的に行う。
トラクターは、冷暖房にコンピューター操作つきのキャビン型が主流にある。
従来の車輪駆動式だけではなく、キャタピラー駆動の機種も見えはじめた。
田植機も年々改良され、乗用は当然で運転と作業の機能も進化している。
直進性と回転性能が増し施肥が連動し、苗を挿す際の地ならしまでもする。
優れものの田植機なら、10アールの田圃など50分ほどで終わってしまう。
もっとも、田植機に出来ないところや補正作業は手仕事で行うことになる。

・・・という事は、周辺の農家が平均的に所有する1.5ヘクタールの田圃も、
区画などの条件さえ良ければ、田植えそのものは2日間で終わってしまう。
八十八の手がかかると言われた米作り、今や機械なくしてやってゆけない。
お陰で、高齢者やサラリーマンの土日農業でも十分米作りが出来るのだ。
しかしそのためには、収入に見合わない機械代金と管理費が必要になる。
この地域の米作り、少ない大型専業農家と多くの兼業農家でやっている。
「土日農家には、2~3日で終わる耕作面積が好都合」と、ひげ爺の独り言。
兼業農家のGウイークは、田植えを早く終わらせて家族で楽しむことになる。
コメント
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