ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地で探鳥ハイク

2014-02-04 08:22:47 | 地域活動・つながり
2月1日の土曜日、「渡良瀬遊水地探鳥ハイク」が 好天のなかで開催された。
加須市観光協会の北川辺支部が主催する行事で、私も役員として手伝った。
今年は希望者が多く、早々に定員の40名に達したので締め切りしたほどだ。
下宮橋駐車場に集合、9時から受付し資料と双眼鏡を渡し説明後谷中湖へ。
案内役は遊水地野鳥観察会長一色安義氏で、我々役員が補助役を務める。
ひげ爺も時々訪れているが、今年は鳥の種類も総数も少ないのが気になる。
ルートは、中の島野鳥観察台 東谷中橋 谷中村史跡を経由し子供広場まで。
                     
今年冬の特徴は、冬の到来を告げる初冬の渡り鳥(ジョウビタキなど)が少な
く、アキニレの実を食べに来る名物小鳥 「ベニマシコ」がほとんど見られない。
谷中湖の水面も、ガンやカモの数が 例年に比べてかなり少なく閑古鳥状態。
猛禽類も少なかったが、チュウヒなどが厳冬期になって回復の傾向にはある。
そんな中、カイツブリやカワウなど 一部の種類は例年以上の数になっている。
温暖化や異常気象が、渡り鳥の繁殖・生息・移動に変化を与えているようだ。

それでも谷中湖の水面にはカワウやダイサギが多く見られ、周辺の木々には
ヒョドリやシギ類が飛び交い、大空にはトビやチュウヒが舞っていた。
探鳥ハイクの最後は 全員で「鳥あわせ」、 少ないながら 26種の野鳥観察を
確認できたが、そのなかに 「閑古鳥」と「アホウドリ」は含まれていなかった。
12時ちょうどに終了、学習センターでおにぎりと豚汁の昼食ののち解散した。
『関心ある参加者が多いのに、肝心の野鳥が少なくて 』 と、ひげ爺の独り言。
遊水地は、2月の「干し上げ」と3月の「ヨシ焼き」を経て本格的な春を迎える。
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