ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

県の水産研究施設を訪問

2014-03-18 07:08:42 | 地域活動・つながり
今年3月の気候は、例年にない寒さが続くとともに記録的大雪に見舞われた。
まだ春の陽気ではないが、地元にある川魚の試験場「水産研究所」を訪ねた。
それは、加須市が主催する「ボランティアガイド講座」で見学する機会を得た。
正式名称は、河川漁業研究の「埼玉県農林総合研究センター水産研究所」と、
観賞魚市場「埼玉県養殖漁業協同組合水産流通センター」の二施設になる。
いつも施設に接した道路を車で通ってはいたが、見学するのは初めてだった。

水産研究所では、川魚に係わる漁業の普及指導や生息環境の保全と産卵放
流技術などに取り組んでいる。また金魚や錦鯉など観賞魚の品質向上と育成
研究、さらにホンモロコなど食用魚の生産拡大に向け技術開発している。
そもそも貴重なたんぱく源の川魚は、内陸の低地と必然的な組合わせだった。
施設の一棟に、この地域で生息する 川魚や珍しい金魚類が展示してあった。
屋外施設としては 生簀が多くあり、錦鯉や金魚の稚魚育成が行われていた。
ところで、ホンモロコは琵琶湖固有の魚なのだが現在琵琶湖では姿が見えず、
埼玉県が稚魚の生産地になり その養殖と成魚の食品化の地にもなっている。

もう一つが水産流通センターで、この日も 魚の「セリ」を見学する事が出来た。
初めに錦鯉のセリ市が行われ、続いて金魚で最後がメダカ類のセリ市だった。
これから本格的な季節を迎えると、4月から毎週水曜日がセリ日になると云う。
その規模は東日本で最大とのこと、私は全く知らなかったので改めて驚いた。
「知って驚いた私は、眼はデメキンで顔がシシガシラに 」 と、ひげ爺の独り言。
観賞魚に興味ないが、食い意地の強い私は ホンモロコの雑魚煮が大好物だ。
コメント
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