ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

初秋の山形路を早回り

2014-09-09 07:04:19 | 旅行・秘湯・巡礼 
9月の風に涼しさを感じはじめて、ひと足早い秋を求めて 山形路に向かった。
朝も早めに家を出発し、東北道から山形道を進み山形蔵王インターを降りた。
宮城では不安だった天候も、笹谷トンネルを越えた山形側では薄陽さす曇天。
まずは腹ごしらえ、JTB勤務時代の友人が勧める蕎麦処「庄司屋」に着いた。
慶応創業で山形県最古と云う老舗、地粉の手打ち「板そば二色盛」を食した。
私が満腹になるとお店も満席、そこでお店を後に お目当ての山寺をめざした。

芭蕉の俳句で有名な立石寺、まずは本堂を参拝してから 1000段の石段の
ぼりに挑戦、奥の院を参拝して 「開山堂」から秋の気配を眺めて車に戻った。
市街から見る蔵王の天候は大丈夫そう、眺望を期待し 刈田岳に車を進めた。
エコーラインを上ると曇り空で、山頂ではガスっていてお釜は見えなかった。
下って蔵王四季のホテルに4時半到着、早速に外湯「離れ湯百八歩」に入る。
外湯に忘れた腕時計も無事に戻り、地元食材を中心の山形風ご馳走で夕食。

二日目は国道13号に沿い南下、高畠の亀岡文殊に参拝し上杉神社を参詣。
昼食は米沢牛か蕎麦かで悩んだが、財布に相談すれば 当然お蕎麦になる。
米沢市外にある笹野観音の参拝も兼ねて、門前の蕎麦処「なでら」に決めた。
古民家づくりのお店で、山里ならではの「かいもち」と手打ちそばを味わった。
最後は白布温泉の「西屋」、開湯七百年の宿で茅葺き入母屋造りで有名だ。
古さと優しさを持つ宿で、湯量が豊富な源泉からの掛け流し「湯滝」に浸かる。
『山形は馴染みの深い地、だから心はホッと 湯もホット』と、ひげ爺の独り言。
百果百湯の山形、果物の時期はずれも人柄 温泉 芋煮で暖かいオモテナシ。
コメント
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