ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地 なう[秋景]

2014-09-16 08:36:37 | 地域活動・つながり
秋も本番を迎えて、空にはトンボが飛び交い夜は虫の鳴き声が聞こえてくる。
お店の鮮魚棚には「新サンマ」の顔が並び、朝晩はめっきり涼しくなってきた。
爽やかな天候の週末に、ウォーキングを兼ねて渡良瀬遊水地を歩いてきた。
学校で「北川辺24時間ソフトボール大会」 開催中、河川敷の運動場や広場
では サッカー等のスポーツを楽しむ姿があり、まさに運動・行楽の秋である。
最初に「道の駅きたかわべ」に行き、スポーツ遊学館から遊水地を展望した。
上流の山に雷雨が降ったためか、渡良瀬川の水位も通常より上がっていた。

次に中央エントランスに車を入れ、中の島から史跡ゾーンを散歩して回った。
延命院の墓地跡では、彼岸花「曼珠沙華」が間もなく花を開こうとしていた。
旧村民の子孫が墓参りに来るお彼岸には、赤い花を満開にしているだろう。
地面の高い屋敷跡では、「マイヅルテンナンショウ」が赤い実をつけていた。
夏の花はほぼ終わり、秋の花は華やかさがないうえ 開花期には少し早い。
ヨシ原の一角では秋の七草「フジバカマ」が開花期を迎え、絶滅危惧「ゴマノ
ハグサ」は花の後半で準絶滅危惧 「タコノアシ」は奇妙な花実をつけていた。

秋の花は地味で小さな物が多くて、春や夏に比べるとどこか寂しさを感じる。
しかし 間もなく渡り鳥がやってくる、 すると 野鳥たちで賑わいが戻ってくる。
水筒を肩に学習センター横に出ると、栃の枝先にトチノミが 目立って見えた。
ちょうど実りの季節を迎え、熟して地面に落ちた「丸っこい実」が散っていた。
『熊でもいれば餌にもなろうが、ここに馬鹿はいても熊はいない 』と、独り言。
旧役場跡のクルミは拾う人もいたのだが、ここのトチは拾う人もいないようだ。
コメント (2)
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