ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

真田幸村を訪ねて信濃へ

2015-12-08 07:43:19 | 旅行・秘湯・巡礼 
今年も師走を迎えて、近所に住む同年代仲間たちの忘年会旅行が行われた。
旅行業に携わってきた私は、必然的に その計画や手配等を引き受けてきた。
1泊のバス旅で 40年も続いているから、旅の行き先にも苦労することになる。
そこで今年の旅は、来年放映されるNHKの大河ドラマ 「真田丸」 の 主人公で
ある真田幸村の故郷で、真田家が所領してきた東信濃路を訪ねることにした。
心配していた天候も、12月としては珍しいくらいの 穏やかな好天に恵まれた。
最初の目的地である上田城に着くと、真田家の六文銭の旗指物が 目立つな
かに「真田丸」の文字もちらほら、大河ドラマに便乗の宣伝戦が始まっていた。

真田家は 信州上田平の小豪族として、山間地である真田の地に興っていた。
次第に勢力を増して有力武将となり、真田幸隆は 武田24将にも数えられた。
その子 真田昌幸の頃には、上州の沼田も領地とし現在の上田城を築城した。
真田昌幸・幸村の親子が守る上田城は、関ヶ原の戦いを前に 中山道を西進
する徳川秀忠軍3万8千の大軍を足止めしたことで有名になった。
そんな物語小説が「真田太平記」で、著者池波正太郎の記念館も市内にある。

バスは中山道を和田峠から諏訪に走り、諏訪大社を訪ね上諏訪温泉に宿泊。
翌日も好天のなか 奈良井宿を散策し、真田信之が領した信州松代を訪ねた。
そこは、父昌幸・弟幸村と行動を別にした信之が 家康から賜った城地である。
松代城のほか、真田宝物館や新御殿「真田邸」や佐久間象山記念館がある。
『真田宝物館が、大河ドラマ向けに模様替えで閉館中 !』 と、ひげ爺の独り言。
真田町や上田市はまだしも、松代の真田宝物館まで 閉館中とは恐れ入った。
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