ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

渡良瀬遊水地 なう 〔寒景〕

2016-02-09 08:18:33 | 地域活動・つながり
暦から見る今月上旬は、3日が節分で4日が立春で6日が初午になっていた。
その間の天候は、寒暖差の大きい日が交互にやってくる不順なものであった。
この節に 郷土料理「スミツカレ」(シモツカレ)を、初午の朝に自宅内のお稲荷
様に奉じると言う風習にそって、夫婦は前日の夕刻から大鍋で調理を始めた。
そして 翌日6日の朝食前に、冷めたスミツカレを お稲荷様に持参し参拝した。

また6日は土曜日で、観光協会が主催する「渡良瀬遊水地探鳥ハイク」 の実
施日だったため、役員でもあるひげ爺も 渡良瀬遊水地に出向くことになった。
腰痛や膝痛も少し良くなったので、軽い仕事だけながらもお手伝いが出来た。
下宮橋から歩を進め行くと、橋を渡った右手の梅が満開の状態になっている。
毎年早く花を開く梅ではあるが、それにしても 今年は一段と早い感じがする。
その先の谷中湖(ハート湖) は、干し上げ中のため半分は 底を現わしていた。
狭くなった水面には、数は少ないものの カモ類の群れが 羽根を休めていた。
中の島の「野鳥観察台」では、水面にダイサギが 上空にはトビが舞っていた。
さらに進むと道端の低木域では、ジョウビタキやベニマシコの餌採りする姿が
見え、観察終了後に「鳥あわせ」をすると 32種類の野鳥を観察していた。

帰り道で見る冬のヨシ原は、水路や屋敷森を残し 冬枯れ色に染まっていた。
3月のヨシ焼きに向けた準備も始まり、湖畔のは 新芽を膨らませている。
野鳥たちの飛びや鳴き声にも、すでに春を迎える 行動変化が始まっている。
『野鳥は恋の季節を迎え、渡り鳥は北に向けて旅立つ』と、ひげ爺の独り言。
渡り鳥が帰るころも、私は内科 外科 眼科 歯科の各医を渡り歩くのだろうか。
コメント
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