ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

街なか散歩13〔古河宿①〕

2017-10-10 08:44:18 | 旅行・秘湯・巡礼 
この日は 三連休の日曜日、日光街道の宿場町めぐりも「古河宿」まで来た。
古河は、足利時代後期に足利家が五代にわたり「古河公方」として居城を構
えた北関東の政治的中心地で、江戸時代には日光街道の宿場としても栄えた。
また 古河城は 譜代大名が配され、将軍の日光社参の際の宿所になっていた。
先ずは、JR古河駅西口からほど近い古河公方ゆかりの「大聖院」を訪ねた。

次に街中を南に進み、「八幡神社」と「清水酒造」を覗き見て西に向かって
間もなく 日光街道に出ると、左手の前方に「お茶屋口址」の石碑があった。
ここから北への街道が「旧古河宿」になるのだが、近年の道路拡幅によって
古い町並みは消えているので、鍵の手に入った 西側脇道の町人町を進んだ。
北に向かうあたりが、穀物商の多い「石町」や「大工町」と呼ばれる街並み。
道の左側に「了正寺」があり、続いて古河城乾門を移築した「福法寺」があ
り、右側に店蔵を改修した 国登録有形文化財の お休み処「坂長」があった。
ふたたび街道筋に出て北に進むと、右側に「高札場址」の石碑があり左側に
「本陣跡」の石碑、さらに進むと 四つ角右側に大きな石の「道標」がある。

ここで左折して西に向かった右手に神宮寺があり、間もなく右に折れて北に
向かうあたりが古河宿の横町で、街道に並行した左の通りに歴代公方の祈願
所「徳星寺」や「正麟寺」を見て、土井利勝の母を弔う「本成寺」にまわる。
ここから駅への帰り道、途中の商家「みらい蔵」で昼食をとって散策を終了。
『古河の街は見どころが多く、武家町周辺の散策は次回にした』と、独り言。
10日は総選挙公示日、支持に迷いはないが新しい対決構図で予測は難しい。

コメント
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