ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

四国八十八ヶ寺巡拝 4-上

2018-03-06 08:20:17 | 旅行・秘湯・巡礼 
台風並みの超低気圧の接近、覚悟していた強風も豪雨を受けることなく岡山経由
でJR土讃線を、景勝地「大歩危小歩危」から 高知に向かう老人ボケ夫婦である。
この日は 高知のホテルに投宿し、夜は「はりやま橋」など市内を散策して夕食。
翌3月1日は レンタカーを足に、先ずは高知市郊外の30番札所「善楽寺」へ。
平地にあって開放的なたたずまいで、燐地には土佐一の宮「土佐神社」がある。
気づくとカメラにメモリーが入っていない、ネットで調べても付近にはカメラ屋
さんがなくて慌てたが、幸いにスマホに撮っておけるので かろうじてセーフだ。
東に15分程で第29番札所「国分寺」、聖武天皇の勅願による土佐の国分寺と
して建立された古刹で、こけら葺き本堂と土佐日記の紀貫之の滞在で知られる。
次に東南に25分進んで香南市野市に入り、小高い丘「三宝山」を登ると中腹に
28番札所「大日寺」があり、趣ある山門を進むと本堂や諸堂が配されている。

山を下って野市の街中でメモリーを確保し、ひと安心したらお腹も空いてきた。
土佐湾にそって東南に40分の、安芸市の名物うどん店「国虎屋」で昼食した。
そこから20分走ると、左側の山の細道を上った所に第27番札所の「神峯寺」
があり、庭園風の急勾配な石段を登ると 簡素ながら立派な堂宇が並んでいる。
さらに60分走ると 室戸市の高台に26番札所「金剛頂寺」、長い石段を登る
と仁王門があり広い境内には、本堂のほか捕鯨で栄えた地の名残が残っていた。
26番から15分で 25番札所「津照寺」、高台へ直線的階段の上に色鮮やか
な鐘楼門があり、さらに上がると本堂で土佐湾と室津港を見下ろす景色は絶景。
『予報に反して雨が降らないのは、心がけが良いから・・と自負』と、独り言。
用なしの完全装備用雨具が二人分、それは自分で背負うと言う:自負になった。

コメント
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