ひげ爺の独り言

髪が薄くなり髭はごま塩の「ひげ爺」、旅行会社を定年退職して16年。 高齢となって転居した大宮での隠居ぐらしを投稿します。

衆院解散と総選挙を想う

2009-08-11 08:56:02 | 社会・経済・国際 
衆議院の解散から3週間を経て、間もなく公示され30日が投票日。
云われて久しい「政権交代可能な小選挙区制」の5回目の総選挙になる。
本格的選挙戦が始まるとは云え、実質的には終盤戦の状況にある。
自民党は体制の維持継続と改革転換との狭間で機能不全に陥っている。
民主党は政権を視野に、現実的政策を掲げ責任政党へ脱皮途上にある。

政権責任を考えると政党間イデオロギーの幅は小さくならざるを得ない。
そのことは民主主義の先進国家がそうであるように、二大政党間の国家主
義やイデオロギーに絶対的な対立軸がなくなることになるだろう。
・・と言うことは、国民生活に身近な政策が大きく叫ばれることになる。
今、各政党は諸政策をマニフェストに明文化し、選挙公約としている。
それは、政策にとどまらず、他党と対比を鮮明にするものとなっている。
結果的に、国民支持の「取り付け競争」とも言える戦になりつつある。
大衆受けする「人気取り施策」や「ばらまき施策」が必要以上に強調され、
点数化される事などは「マニフェスト選挙」と云われる所以でもある。

争点は、政権運営方、政官民の関係、自衛隊関連、景気浮揚策、国民生活
や財政など。いずれにしても今後の国政を付託する大事な選挙になる。
この選挙戦が、目的と手段を取り混ぜて集票目当ての甘言に終始し、自己
主張が他党批判になって、醜い中傷合戦だけで終わって欲しくはない。
むしろ、選挙戦を通して成熟した真の民主主義が定着することを望みたい。
「本当のところは、やってみないと判らないが・・」と、ひげ爺の独り言。
これからの三週間、町中も、街頭も、報道も、賑やかになることだろう。
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